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Re: 米農務省、医薬用遺伝子組み換え米の栽培申請を却下

差出人: nさん "pingoo"<pingoo…>
送信日時 2004/04/21 17:40
ML.NO [medicalscience:1546]
本文:

近藤さん、みなさん

在原です。
まさにこれが、議論にしなければならない問題だと思います。
エンドウが自家受粉するのは、人が品種改良をした結果なのでしょうか。
その形質はかなり固定的なのでしょうか。
他家受粉する野生型(?)へ祖先かえりする確率はどの程度あるのでしょうか。
それは見分けがつくものなのでしょうか。
自家受粉型でも、昆虫が他家受粉を媒介する場合があるのでしょうか。
マメ科の雑草は結構多いと思いますので、風により交雑しながら伝播していく
可能性もあるのでしょうか。

核遺伝子は体細胞へも水平伝播し、
草食の昆虫による体細胞経由の遺伝子水平伝播の確率はどの程度なのでしょうか。
逆に葉緑体など、核外遺伝子が核によりこまれる確率はどの程度なのでしょうか。

科学者による判例的な説明を聞いたことがないので、心配なところです。
多くの学問、学会にまたがるので、政治的な動きで行政が動き、
研究計画を作らないと学者のボランティアだけでは難しいと思います。

私は学の組織から離れていて、文献を自由に調査できる環境は
ありませんので、報道や、書店、Webのかじった情報をもとに
いろいろ研究課題を考えています。
このMLの学に属する方が、興味をもってくだされば、
調査、研究してくれるだろうと半分他力本願で書いております。
行政、政治にも働きかけ関連研究を充実させておかないと、
外国の研究結果に依存する部分が多くなって日本の学界内で
主体的評価ができなくなったり、
泥縄式のずさんな評価や、技術導入を前提にした実験の誘導や、
評価の遅れにより新技術の適用が進まない、
新技術にとりくむ人がいなくなるなどの問題にもなりえます。
あまり安全性評価研究にコストがかかるものであれば、
遺伝子浮動に関する周辺研究が充実するまでは、
はじめから取り組まないというのも方針としていいと思うのですが、
アメリカ系企業はどんどん開発して導入を迫ってくるので、
対応しないわけにはいかない状況であるかとも思います。

----- Original Message -----
From: "近藤妥" <ysskondo@…>
To: <medicalscience@…>
Sent: Wednesday, April 21, 2004 12:49 PM
Subject: [medicalscience:1545] Re: 米農務省、医薬用遺伝子組み換え米の栽培申
請を却下


> 近藤です。
>
> > 在原です。
> >
> > 以下のような記事を見ました。
> > 医食農、生態系、社会経済にまたがる問題です。ケーススタディとなると思いま
> す。
> > 部分的な利益が上がって企業の経済性には寄与しても、
> > 社会全体の経済性を下げる可能性がある技術の評価手法について
> > 社会的コンセンサスをとっていく必要があると思います。
> >
> > 米農務省、医薬用遺伝子組み換え米の栽培申請を却下
> > Kristen Philipkoski
> > http://www.hotwired.co.jp/news/news/20040413308.html
>
>  自家受粉のエンドウならOKなのかな?

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