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Re: 枯渇資源としてのリン

差出人: nさん "pingoo"<pingoo…>
送信日時 2004/05/11 05:02
ML.NO [medicalscience:1575]
本文:

谷津さん、みなさん

在原です。
谷津さん、返信ありがとうございます。
(谷津さんとはほぼ一回り(12年)ちがいますね。)

> 谷津@管理人です。
>
> > (A)の回収のために、生ゴミ、糞尿の回収ルートを現状の下水道と
> > 分別することが必要と思います。
>
> 例えば家庭用台所排水口にディスポーザーを設置し、
> それとし尿用排水経路を一緒にした上でそこから
> 資源回収を図ればかなり容易に目的が達せられると
> 思います。現在の生ゴミと他の可燃ゴミを一緒に
> してしまう回収方法では問題がありますね。

> > 勿論、農地の周辺にクヌギ、コナラなど落葉広葉樹の雑木林を作り、
> > 落葉の堆肥を利用するようなことも行われるべきです。
> > 江戸時代はこれらの林の植林が幕府により奨励されていたと聞いています。
>
> 広葉樹の葉は1年程度で堆肥化できるのに対し、
> 針葉樹の葉はその2〜3倍の時間がかかります。
> 仮に有機的農法を大規模に行うのであれば、現在山野に
> 広く植えられている杉を中心とした樹木栽培ではなく、
> 広葉樹のウェイトを増やしていく必要があるかと思います。
> 江戸時代の政策もなかなかいい視点をしていますね。
>
> また、広葉樹の葉をより高速に生分解して堆肥化する
> 技術の開発も必要になるかと思います。
> どのバクテリアが適しているのかとか、そのバクテリアを
> より強力なものにするにはどのような遺伝子操作を
> 行えばよいのか、などです。私が卒研でいたラボでは
> 微生物による下水処理の研究に着手し始めていました。
> 今まで長年のカンに基づいて行われていたそれら操作に
> ゲノムサイエンスのメスをいれ、最適化しようという研究でした。
私も、2000-2002の間、当時国研だった、つくばの土木研究所向けに、
下水処理関係の調査、研究業務をしていました。
有害化学物質の挙動(先日お送りしたPRTR制度むけの、実験、予測関連)
や、下水処理による(環境ホルモン様毒性など)毒性の変化などです。
次のステップとして、
活性汚泥の微生物相と代謝活性の関係を16S RNAの値などから、
追えないかというところをやりたかったのですが、道半ばで退職となりました。
複雑系の微生物の種組成の扱いという、野心的なテーマでもありました。
その後、この分野は結構進展があったはずですが、追いかけていません。
それまでの環境(情報)と生物化学と計算機から、(衛生)行政、経済、政治を
強く意識するようになったのはこのころです。
少なからず、問題の理解、解決の方向把握にお役にたったのではないでしょうか。

ー以上ー

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