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Re: うつ病発症の分子生物学的メカニズム

差出人: さん "Yusuke Yatsu"<page-one…>
送信日時 2004/05/11 20:07
ML.NO [medicalscience:1578]
本文:

皆さん今晩は。谷津@管理人です。
うつ病についての投稿がありましたのでそれに関連した
投稿をさせていただきたいと思います。

うつ病というと世間的には「やる気のない奴だ」とか
「甘えている」とか言われますが、実際は神経科学的、
分子生物学的な原因で発症するれっきとした病気です。
個人的には花粉症の逆パターンかな、と思っています。

簡単に言うと、「元気の出る」神経伝達物質である
セロトニンやノルアドレナリンの放出量が何らかの原因で
減ると憂うつ感などを引き起こし、うつ病になります。
決して「怠け」などが原因ではないということを強く
アピールしておきます。

症状としては意欲低下の他、身体的症状として
強烈な肩こりや頭痛、胃腸の異常、食欲や性欲の
減退等が挙げられます。

抗うつ剤は神経伝達物質がもとの神経細胞に
再び取り込まれるのを阻害して、神経伝達物質の量を
正常に近い状態に戻します。

>  当方、8年ぐらい前から躁鬱病の気があり、プログラマーという職業柄?過労
で、
> 4年ほど前に鬱の発作が起き、それいらい、ろくに仕事に就けない廃人状態です。

ところでこの抗うつ剤は種類によっては非常に強い
副作用があり、私の知人ではほぼ寝たきりになっていた
人もいます。他にも手が震えたり、強烈な眠気を感じたり
といった副作用もあります。近藤さんは重い躁鬱病である
ようですので、きっと強い薬を使っていらっしゃるのでしょう。
強い薬はそれだけ強い副作用を生じるようです。

一方軽い作用の薬であれば、副作用も軽くてすみ、
例えば学校に通ったり働きながらでも十二分に治療を行う
ことができます。うつは早めの治療が肝心です。

>  今は、ネットで色々調べられる時代ですので、(躁)鬱病を調べたのですが、S

> RIなどを中心とした薬物治療が主です。

従来の抗うつ剤はセロトニンやノルアドレナリン以外にも作用するため
副作用が出やすいものでした。SSRIはこれを改良したもので、
セロトニン系にだけに選択的に作用するというものですね。
薬学系のもっと詳しい方のフォローがあればありがたいです。

因みに胃の粘膜保護剤として開発されたドグマチールという
薬がありますが、これにも抗うつ効果があることが判明し、
現在広く用いられています。作用は軽く、副作用もあまり
ありません。

−−
谷津裕介
page-one@…

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