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ウイルス等感染の遺伝子診断の動向

差出人: nさん "pingoo"<pingoo…>
送信日時 2004/05/11 22:13
ML.NO [medicalscience:1580]
本文:

medicalscienceMLのみなさん

在原です。

ウイルス等感染の遺伝子診断の動向を調べようとしています。
GOOGLE「DNA診断 ウイルス感染 キット」検出結果です。

人間のものは、肝炎のものしか見つかりませんでした。
( あとは医療機関経由でしか表に情報は出ない仕組みか。
  <付録>参照 )
人間の場合、治療方法のないものや、感染者が少ないものは
製品になりにくいという問題もあるようです。
私は、長いこと微熱と肝機能低下(異常値すれすれ)でやや疲れやすいです。
(感染という原因がわかれば、治療もしやすくなると思うのですが。)
このような、なにか感染しているとしても、症状が大きくでないものも、
検査、治療の対象になりにくいようです。
(「III-2.フェレットにおけるアリューシャンミンク症」と類似のケース?!
 [ミンクには致死性でも、フェレットには不顕性感染、免疫機能不全に似た「消耗
症候群」]


症状毎に、症状の原因となる感染症の抗体の遺伝子を並べて増幅して
原因を特定するDNAチップの開発が研究されていたのは
知っているのですが、製品になったでしょうか?
診断できる病院(先生)、検査機関をご存知ないでしょうか?
エイズなどは診断できますが、遺伝子一般となると、個人情報の扱いの問題などで、
まだ法律の制定待ちなのでしょうか。
<付録>に高度先進医療承認状況(遺伝子関連を抜粋)をつけました。
いまのところ、これだけでしょうか?
モニター患者になれるような病院、研究機関などあるのでしょうか?

I..ウイルス等感染測定法
I-1.抗体測定
I-2.PCR
 宮城県結核・感染症情報センター
I-3.LAMP法
II.応用例
II-1.肝炎ウイルス診断キット
II-2.アカバネウイルス病の流行予測、アイノウイルス感染症
(社)農林水産技術情報協会
III.ウイルス事例
III-1.EBウイルス
III-2.フェレットにおけるアリューシャンミンク症
IV.研究動向
 演題 「バイオハザードとテロリズム」
<付録>
高度先進医療承認状況
(遺伝子関連を抜粋)

 宮城県結核・感染症情報センターのようなセンターは東京ではどこになるのでしょ
うか。

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---
I..ウイルス等感染測定法
I-1.抗体測定
http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp/qrs/imd/imd00317.html
概論
 近年、ウイルス感染症検査の重要性が増している。臨床所見からの病原診断が難し
いこと、
妊娠早期の風疹などの感染の問題、優れた抗ウイルス剤の開発、さらにATLV、HIV、
HB、
等チェックなど的確な診断が必要となってきている。ウイルス検査にはウイルスの分
離同定、
ウイルス抗原の検出および抗体測定がある。前二者はウイルスの直接的な証明ではあ
るが、
病態と無関係な場合もあり血清学的な裏付を必要とすることが多い。さらにウイルス
を検出できず
抗体検査のみで診断しなければいけないことが多いのも現実である。

(蛍光抗体測定)
http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/conjunctivitis-4.pdf

I-2.PCR
宮城県結核・感染症情報センター
http://www.ihe.pref.miyagi.jp/~kansen-center/
http://www.ihe.pref.miyagi.jp/~mbiology/virus.html
微生物部ウイルス担当ではリケッチア症やレプトスピラ病などウイルス以外の病原体
による
感染症の検査も 行っています。初春や晩秋にみられるツツガムシ病は、野山などで
病原体を
媒介するダニに 刺されることによって発症し、発熱・頭痛・全身倦怠・不定形な発
疹がみられ、
時には肝機能障害を 伴って死亡する場合もあります。また、特徴的ならせん状の形
態をした
レプトスピラの感染に よって引き起こされるレプトスピラ病(ワイル病や秋疫な
ど)は、かつて
手作業による稲作が盛んであった 県北部を中心に多くの患者がみられました。最近
では
農作業の機械化などにより患者数は激減していますが、 依然として死亡者も認めら
れる疾患です。
このような感染症の検査は、主に血清検査で行われますが、病原体の遺伝子検出によ
る診断もなされます。

I-3.LAMP法
http://genome.e-mp.jp/seminar/interview4.html
「LAMP法は西ナイルウイルス感染症の診断に有効だ」。森田先生がそう確信したの
は、今から2年ほど前。
森田先生が研究を進めている西ナイルウイルスは、昨年アメリカで、前年の100倍約
4000名に感染し、
約250名の死亡者を出したウイルスだ。ほとんどの人は熱がでてそのまま直ってしま
うが、
一部には中枢神経感染を起こし、ひどい場合には脳炎も起こす。症状は日本脳炎とほ
ぼ同じなのだという。
↑DNA試薬キット(栄研化学)
発症初期は風邪と酷似しているため、通常の診察では判断しにくい特性をもつ。そ
のため、
西ナイルウイルスの感染が認められた地域では、感染者数の増加を防ぐため、遺伝子
レベルでの迅速な
ウイルス検出が必要だ。
そんな時だった。森田先生がLAMP法を知ったのは。しかし、LAMP法に関して書かれた
資料を読んだ感想は、
「ほんとだろうか」。
研究者の宿命とでもいうものか。疑いの思いを抱かずにはいられなかった。その反
面、興味は一層膨らむ。
「高価な機械がいらない。いただいた資料では、PCR法よりも感度がはるかに高い。
それも、高価な機械が
必要なリアルPCR法と同等の感度を出していたから驚きました」。また、「やってみ
るまでは信用できませんからね。
原理は難しいが、試すことは簡単ですから、早速試してみることにしました」。とに
かく自分の目でLAMP法の効果
を確認してみたくなり、栄研化学からLAMP法の簡易試薬キットを取り寄せた。
結果は、「最初は感度が悪かった。もうやめようと思ったこともありましたけど、ウ
チの生徒が『栄研化学の
ホームページにLAMPプライマーの設計サポートプログラムが掲載されているので、こ
れを使って
もう一回設計し直してやってみたい』と言ってきたので、許可したところ、その時は
本当に感度が10倍良かったんです。
それで、論文をまとめる気持ちになりました」。
そして、LAMP法への期待を一層膨らませていくことになる。

II.応用例
II-1.肝炎ウイルス診断キット
http://www.bs-i.co.jp/dna/back_number_2003/20031221.html

II-2.アカバネウイルス病の流行予測、アイノウイルス感染症
(社)農林水産技術情報協会
http://www.afftis.or.jp/IP/info2.html
http://www.ryutu.ncipi.go.jp/PDDB/Service/PDDBService
ウシ、ヒツジ、ヤギ等の動物におけるウイルス感染を簡易に、精度よく判 別する方
法とそれに用いるプライマー

適用製品 アカバネウイルス病の流行予測、アイノウイルス感染症の流行予測、アカ
バネウイルス病の診断、
       アイノウイルス感染症の診断
目的 ウシ、ヒツジ、ヤギ等の動物におけるアカバネウイルス感染及びアイノウイル
ス感染を簡易かつ精度よく
   判別できる方法を提供する。
効果 本発明により、ウシ、ヒツジ、ヤギ等の動物におけるアカバネウイルス感染及
びアイノウイルス感染を
   簡易かつ高精度に判別できる方法が提供される。本発明によれば、従来、流行
予測や診断が困難で
   あったアカバネウイルス及びアイノウイルス感染症の流行予測や診断が簡易か
つ高精度にでき、
   これによりウイルス感染に対して早期に対処(ワクチン接種等)できる。
技術概要
本発明は、以下の工程:(a)対象動物の細胞及び/又は血液からRNAを含有す
る試料を調製する工程、
 (b)上記試料に対して、アカバネウイルスSRNAに特異的に結合するプライ
マーを用いたRT−PCRを行う工程、
 及び(c)工程(b)で得られる増幅断片の有無により、対象動物がアカバネウイ
ルスに感染しているか否かを
 判別する工程、を含んでなることを特徴とするアカバネウイルス感染の判別方法で
ある。
 上記プライマーが次の2種のプライマー:5´−TAACTACGCATTGCAATGGC−3´およ

 5´−TAAGCTTAGATCTGGATACC−3´である。上記工程とほぼ同様の工程を含むこと
を特徴とする
 アイノウイルス感染の判別方法である。この場合に用いられるプライマーは次の2
種の
 プライマー:5´−CCCAACTCAATTTCGATACC−3´および5´−
TTTGGAACACCATACTGGGG−3´である。

III.ウイルス事例
III-1.EBウイルス
http://www.shindan.co.jp/shinkan/MOKUJIT.asp?KBN=2&selno=5534

[基 礎]
〜〜〜
2.細胞への吸着,侵入
3.Bリンパ球不死化
4.ウイルスプラスミドの複製・維持機構
5.ウイルスの活性化
6.EBウイルス感染とHLA
7.ヘルペスウイルス8型とEBウイルスの重複感染
〜〜〜
[臨 床]
1.健康人における感染と伝染性単核症
2.EBウイルス関連・非腫瘍性Tリンパ球増殖性疾患
 −慢性活動性EBウイルス感染症・EBウイルス関連血球貪食症候群−
3.X連鎖性リンパ増殖症 須磨崎 亮
4.免疫不全とEBウイルス(移植後リンパ腫,エイズリンパ腫)
〜〜〜
[診断・治療]
1.EBウイルス感染症の診断と治療
2.DNA診断法(+CTL測定)
3.EBV特異的細胞傷害性T細胞株によるEBV関連腫瘍に対する養子免疫療法

[EBウイルス実験法]
1.代表的なEBウイルス感染細胞株とウイルスの特性
2.通常のウイルス学的手法によるEBウイルス実験法
3.組換えEBウイルス作製法−遺伝子治療への応用−

III-2.フェレットにおけるアリューシャンミンク症
http://www.ferret.gr.jp/disease/adv/adv_1.html
[ミンクには致死性でも、フェレットには不顕性感染、免疫機能不全に似た「消耗症
候群」]

 アリューシャンミンク症(AD)は、パルポウイルスが普通はミンクに引き起こす疾
患です。
この疾患は、ミンクのアリューシャンと呼ばれる毛色にちなんで名づけられました。
アリューシャンの毛色をもつミンクにおいて、この疾患はたいへん破壊的であり、
危険を伴う胎児の排出(流産)や新生児の早期死亡、成獣の罹患を引き起こします。
ミンクでは、この病気は死に至る出血性の肺炎や、重度の神経学的な障害、
いわゆる麻痺をしばしば引き起こします。後肢からはじまる重度の衰弱は、
やがて前肢に及び、ミンクは歩行不能になります。この疾憲は検査することができる
ため、
ほとんどのミンク繁殖業者は、この疾患を繁殖場から排除するために検査をおこなっ
ています。
この疾患には治療方法がなく、有効なワクチンもありません。

 さて、フェレットについてですが、「やはリADに感染することはありえますが、
病気や不調を引き起こすことはない」と、その道の権威や文献、従来の経験は述へて
います。
ざっと言って、全米のほとんどの地域で10%に及ぶフェレットがADに不顕性感染して
います。
これまで、ADは臨床的に重要な疾患ではありませんでした。ほかに不調の原因が見つ
けられず、
AD検査にフェレットが陽性反応を示し、説明のつかなし、免疫機能不全に似た「消耗
症候群」が
フェレットに見られるときにのみ、ときどき獣医師が、これを診断上の問題としたこ
とでしょう
(これらの診断は、たびたび周囲から疑問視されました)。

IV.研究動向
演題 「バイオハザードとテロリズム」
講師 北村 敬 氏(国際健康プラザ生命科学館館長、前県衛生研究所所長)
http://www.pref.toyama.jp/sections/1109/kouenyouyaku.html
 対策研究ですが、まず大事なのは、「ウイルスの国際会議にお集まりの皆さんは、
生物兵器開発に関与しないという基本的姿勢を維持してください」という話がありま
した。
アメリカではNational Academy of Sciences(科学アカデミー)が、バイオテロリズ
ムの
1次対応を取りまとめています。病原体、毒素を見つけだすセンサー、それを速やか
に診断する診断試薬、
有毒ガスを解毒するための触媒式清浄空気マスクなどを研究しているということで
す。
さらに、細菌ゲノム検出のためのrRNAセット、有毒物質を現場で検出できる超小
型の質量分光計、
即席PCRキットを含む迅速診断セット、小型迅速DNA配列解析器の研究を行って
います。
まだ夢ですが、即効性のDNAワクチンの研究もしています。

 起こるはずがないといわれた事態が実際に起こっています。公衆衛生関係者、急患
を扱う方、
犯罪を予防する関係者の方々は、今日お話ししたようなことを頭に置いて、研究会、
演習会、
訓練会などをして、ぜひ対応を身につけておいていただきたいと思います。

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<付録>
高度先進医療承認状況
http://www.mhlw.go.jp/topics/0106/tp0601-1a.html
より遺伝子関連を抜粋

(平成16年4月1日現在)
高度先進医療 医療機関名
[医科]
 
溶血性貧血症の病因解析ならびに遺伝子解析診断法 福岡大学病院
 
固型腫瘍のDNA診断 国立がんセンター中央病院
広島大学病院
福島県立医科大学附属病院
財団法人 癌研究会附属病院
横浜市立大学医学部附属病院
宮崎大学医学部附属病院
信州大学医学部附属病院
東京都立駒込病院
千葉大学医学部附属病院
浜松医科大学医学部附属病院
愛知県がんセンター
山口大学医学部附属病院
福井大学医学部附属病院
 
進行性筋ジストロフィーのDNA診断 東京女子医科大学病院
神戸大学医学部附属病院
信州大学医学部附属病院
国立精神・神経センター武蔵病院
 
活性化自己リンパ球移入療法 広島大学病院
東京女子医科大学病院
筑波大学附属病院
和歌山県立医科大学附属病院
滋賀医科大学医学部附属病院
東京慈恵会医科大学附属病院
山梨大学医学部附属病院
山口大学医学部附属病院
 
造血器腫瘍細胞における薬剤耐性遺伝子産物P糖蛋白の測定 東京女子医科大学病院
 
筋緊張性ジストロフィー症のDNA診断 鳥取大学医学部附属病院
 
栄養障害型表皮水疱症のDNA診断 弘前大学医学部附属病院
順天堂大学医学部附属順天堂医院
北海道大学病院
 
家族性アミロイドーシスのDNA診断 信州大学医学部附属病院
 
マス・スペクトロメトリーによる家族性アミロイドーシスの診断 熊本大学医学部附
属病院
 
子宮頸部前癌病変のHPV-DNA診断 財団法人 癌研究会附属病院
徳島大学病院
 
不整脈疾患における遺伝子診断 新潟大学医歯学総合病院
東京女子医科大学病院
国立循環器病センター
 
成長障害のDNA診断 神戸大学医学部附属病院
   
ミトコンドリア病のDNA診断 国立精神・神経センター武蔵病院
 
神経変性疾患のDNA診断 群馬大学医学部附属病院
 
脊髄性筋萎縮症のDNA診断 神戸大学医学部附属病院
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その他リンク
DNAマイクロアレイ(DNAチップ) 関連リンク集
http://www.grt.kyushu-u.ac.jp/grt-docs/biolink/array.html
DNAチップ研究所
http://www.dna-chip.co.jp/

Biotechnology Japan (DNAチップ専門情報サイト)
http://biotech.nikkeibp.co.jp/SENMON/DNACHIP/index.html
◆マイクロアレイ◆
プロップジーン、
SRLからスピンアウトしたベンチャーが設立、感染症検査チップなどを開発
http://biotech.nikkeibp.co.jp/news/detail.jsp?id=20023698
◆MEMS◆
ST社、MobiDiag社、
感染症分子診断用バイオチップ開発で協力
http://biotech.nikkeibp.co.jp/news/detail.jsp?id=20022585

中部TLO
http://www.ctlo.org/tokkyo/index.html
A-77A H14.10.16 特開2004-78875
遺伝子発現データの処理方法
  DNAマイクロアレイの各遺伝子の発現データ(大量のデータ)を処理して抽出し
た有用なデータを
  診断に用いる。実施例では、予後診断を高い信頼性で行えることが確認されてい
る。
A-12 H12.12.8 特開2002-175306
遺伝子のクラスタリング方法
  DNAチップを用いて遺伝子の発現状態をモニタリングし、その発現シグナルパ
ターンから遺伝子を
  高精度にクラスタリング(グループ化)する。

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