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Re:うつ病の電気ショック療法の作用機構

差出人: さん "Yusuke Yatsu"<page-one…>
送信日時 2004/05/20 21:38
ML.NO [medicalscience:1600]
本文:

竹中さん、皆さんこんばんは。
谷津@管理人です。

先日竹中さんにご紹介いただいた書籍『救急精神病棟』の
「通電療法」の部分を、本日さっそく読みました。
竹中さんに代わりまして、概要をご説明いたします。

<治療方法>

これは先に山下さんがおっしゃられた通り、
全身麻酔下で行うようです。その上で体を軽く拘束し
(血圧測定の時に腕を固定する要領)、心停止状態の時に
心臓を再び鼓動させるための通電に用いるような
機具を用いて、頭部に5秒程度、強い電流を通電いたします。

これを紹介例では週に2回程度のペースで行っていました。
自殺未遂を繰り返す重症のうつ病患者も、数週間で
効果が現われていました。

<治療の効果と作用機構>

薬物による治療と異なり、この治療法は即効性があります。
薬物は月単位で効果が現われるとされていますが、
通電療法では週単位で効果が現われるようです。

また薬物を用いないため、以下のような患者には有効です。
1.薬物の効かない患者
2.早急な治療が必要な患者(自殺の恐れなど)
3.薬物を使用できない患者(妊婦やアレルギー症状etc.)
ただ妊婦に麻酔を用いても大丈夫なのか、疑問は残りました。

作用機構については、正直まだ分かっていないようです。

医師の中には、特に若い医師の中には
薬物治療に代わる第2の選択肢としてまずこの
通電療法を挙げる人が多いようです。

逆に年配の医師には通電療法を避ける傾向のある
人が多いらしく、また麻酔を用いない「生」通電でないと
効果が無いと主張する方もいるようです。
そのような医師は要注意・・・?

それでは今日はこの辺で。

−−
谷津裕介
page-one@…

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