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産学共同【テルモ&杏林大学】痛みを数値化【NEC&東大】超微細容器

差出人: さん "Yusuke Yatsu"<page-one…>
送信日時 2004/05/25 21:04
ML.NO [medicalscience:1607]
本文:

皆さんこんばんは。谷津@管理人です。

今回ご紹介するのはテルモと杏林大学が共同で
開発した痛みを数値化して表す技術についてです。
ちなみに前もテルモの話題を出しましたが、
けっしてひいきしているわけではありません。(笑

開発された技術は、腕に電流を流して感じた刺激と
測定したい痛みとの差を比較して測定するしくみです。
痛みの強弱を相対的に電流量で表すことができます。

今後痛みを定量化できれば個人差のある患者の苦痛を
予測でき、治療方針を決めることができるようになります。

現在測定可能なのは圧力による痛みだけだそうですが、
今後は熱などによる痛みにも対応できるように改良、
また測定装置の市販も視野に入れるそうです。

テルモは前回と同様応用研究で大学と共同研究していますが、
他の企業と大学の基礎分野での共同研究に関する
最新の例を挙げると、例えばNECと東大は
炭素原子だけでつくった「カーボンナノホーン」という
直径が10億分の1mという超微細な「容器」の研究を
共同で行っています。

高温で加熱すると「容器」の側壁に穴が空き、
温度によっては30個ほどの原子を取り込みます。

金属原子を非常に小さな空間に閉じ込めると
電気の通り具合などを変えることができ、将来は
超高速コンピューターの実現につながるとして
注目されているようです。最後のコンピューターという
ところでようやくNECらしい感じがします。
詳しくは25日の米科学アカデミー紀要電子版を
ご覧下さい。

基礎研究を企業と大学が共同で行うと色々
面白いことになりそうですね。研究成果が社会に
還元しやすくもなるでしょうし。

それではまた。

−−
谷津裕介
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