イラク戦争に関する世界情勢のニュース

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ハリルはサダム像を倒したことを後悔  2008/04/11

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2008/04/11 23:10
ML.NO [URUK_NEWS:1868]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2008/04/11 (金)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆ハリルはサダム像を倒したことを後悔 2008/04/11
☆4月9日、サラハッディン州に外出禁止令 2008/04/11
☆イラクをめぐる最新ニュース・ヘッドライン
 ・4月9日関連: 誰がイラクの無法者なのか?etc
 ・イラク・レジスタンス・レポート 4月7日〜10日付
 
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☆★ハリルはサダム像を倒したことを後悔
Khalil regrets toppling statue of Saddam
イラク情勢ニュース 速報&コメント 4月11日
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 マフディ軍を率いるサドルは、マリキ首相に「政治プロセスから排除し選挙へ
の参加資格を奪う」と脅されると、いともあっけなく、4月9日に予定していた
大規模な抗議デモの「延期」(事実上の中止)を呼びかけた。同じ日、5年前に
サダム・フセイン像引き倒しに参加した1人のイラク人が、バグダッド陥落の5
周年について報道陣に正直な感想を吐露している。要旨を紹介する。

Khalil regrets toppling statue of Saddam
http://www.uruknet.de/?s1=1&p=42914&s2=10

 バグダッド発−−5年前、バグダッド中心部でサダム・フセインの巨像引き倒
しに参加したイブラヒム・ハハリルは、この象徴的なできごとに参加したことを
今では後悔している、と4月9日に語った。

 ハリルは像引き倒しから5周年について、「もし歴史が私を過去に連れ戻して
くれるなら、引き倒したサダム・フセインの像にキスするだろう」と報道陣に語
った。

 ハリルはフィルドス広場で、「私は自分自身よりもサダム像を守るだろう」と
語った。この広場は、かつて米海兵隊とイラク人が像の首にチェーンを巻いて引
き倒したサダム像が建っていたところである。

 「その日、一緒にいた友人たちも私と同じように感じている」とハリルはフィ
ルドス広場で話した。ゲリラによる攻撃を予防するため、政府によってバグダッ
ド市内は車両通行禁止になっていて、4月9日の広場はさながら無人地帯のよう
だった。

 ハリルは5年前の出来事を回想しながら、米海兵隊が到着したとき、群集(訳
註:実際は米軍関係者とそれに扇動された者、呼び集められた報道陣で、市民は
遠巻きに見ていた)が広場に集まってきたことに触れた。「数人がコンクリート
の台座の上に立つ象によじ登った。米兵が長いロープを渡して、それを象の首に
かけて引っ張り始めた」とハリルは説明した。

 「しかしロープが切れた。それで米兵は鋼鉄製のチェーンを寄越し、弟がクビ
にかけた。米軍の戦車がチェーンを引っ張り始め、すぐに首が落ちて、像は倒さ
れた。・・・それは歴史的瞬間で、私は生まれ変わったように感じた。・・・」

 しかし5年がたって、喚声は消えてからずいぶんになるが、イラクの情況はず
いぶん悪化したとハリルは言う。

 「今になって私は、バグダッド陥落の日がまさしく暗黒の日だったことに気づ
いた。サダム統治の日々はもっと良かった」とハリルは言う。

 「私はブッシュに、イラクを良い国にするといったお前の約束はどうした?と
尋ねたい。この頃では、出かけるときはピストルを持って行く。サダム統治のと
きには、私たちは安全だった。1人のサダムを排除して、“50人のサダム”を
引き入れてしまった」。



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☆★4月9日、サラハッディン州に外出禁止令 2008/04/11
Salah el-Din placed under curfew
イラク情勢ニュース 速報&コメント 4月11日
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 イラクの声(ボイス・オブ・イラク、Aswat al-Iraq)は、アンバル州とならん
でレジスタンス運動の活発なサラハッディン州に外出禁止令が出されたと報じた
。マリキ首相のバスラ作戦やバグダッドのサドルシティーにおけるマフディ軍掃
討作戦ばかりがメディアで報じられているが、米軍とイラク治安部隊がもっとも
恐れているのが、レジスタンス闘争とそれに対するイラク国民の広範な支持であ
ることを示唆するものといえる。

Salah el-Din placed under curfew
http://66.111.34.180/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=75825&NrIssue=2&NrSection=1


 イラク侵攻5周年に際して、外出禁止令がサラハッディン州に出された−−警
察関係者が9日に話した。

 匿名の情報提供者は、「イラク侵攻5周年に際して、起こりうる抗議行動への
対策として、現地の治安部隊が同州のティクリート、サマッラ、ドール、バイジ
、シュルカト、ドルイヤ、ヤスリブ、イスハキに外出禁止令を出した」とボイス
・オブ・イラク(Aswat al-Iraq)に語った。

 彼の話では、「外出禁止令は昨夜から始まり、次の知らせがあるまで続く」と
いう。

 サラハッディン州の州都ティクリートは、バグダッドの北175キロに位置す
る。今日、2008年4月9日は、米軍がイラクの首都バグダッドに侵攻し前政
権を倒してから5周年にあたる。



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☆★イラクをめぐる最新ニュース・ヘッドライン 2008/04/11
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1)
Khalil regrets toppling statue of Saddam
ハリルはサダム像を倒したことを後悔
AFP通信 
http://www.uruknet.de/?s1=1&p=42914&s2=10

 バグダッド発−−5年前、バグダッド中心部でサダム・フセインの巨像引き倒
しに参加したイブラヒム・ハハリルは、この象徴的なできごとに参加したことを
今では後悔している、と4月9日に語った。 ハリルは像引き倒しから5周年に
ついて、「もし歴史が私を過去に連れ戻してくれるなら、引き倒したサダム・フ
セインの像にキスするだろう」と報道陣に語った。



2)
Salah el-Din placed under curfew
サラハッディン州に外出禁止令
http://66.111.34.180/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=75825&NrIssue=2&NrSection=1

 イラク侵攻5周年に際して、外出禁止令がサラハッディン州に出された−−警
察関係者が9日に話した。 匿名の情報提供者は、「イラク侵攻5周年に際して
、起こりうる抗議行動への対策として、現地の治安部隊が同州のティクリート、
サマッラ、ドール、バイジ、シュルカト、ドルイヤ、ヤスリブ、イスハキに外出
禁止令を出した」とボイス・オブ・イラク(Aswat al-Iraq)に語った。


3)
9th of April - The Fall of America
4月9日はアメリカ没落の日
An Arab Woman Blues
by Layla Anwar
http://arabwomanblues.blogspot.com/2008/04/9th-of-april-fall-of-america.html

 誰もが4月9日はバグダッド陥落の日という。しかし不肖ArabWoman(=ブログ
の名称)は、4月9日はアメリカ没落の日と言わせてもらう。偉大なバビロンの
入口において、アメリカはまだ戦い続け、誰彼を追い回し、拘束し、空からは爆
撃し、死体管理所と病院・墓地を満杯にし、大使館と国境には出国ビザを求める
人々がつめかけている。 イラク国民は1人として米軍の駐留を望んでない。イ
ラク国民は1人としてアメリカの占領を容認していない。 アメリカ流の民主的
プロセスとか選挙などクソ食らえだ。キミたちはイランから売女(訳註:マリキ
首相)を連れてきて代理人とし、イランのためのポン引きまで連れてきた。 キ
ミたちアメリカ人は媚びへつらう少数のイラク人売国奴を連れて、グリーンゾー
ンと基地内に隠れている。彼らは私たち国民を代表せず、売国奴がたむろするキ
ミたちの売春宿を代表している。



4)
Who are Iraq’s outlaws?
誰がイラクの無法者なのか?
http://www.azzaman.com/english/index.asp?fname=news%5C2008-04-09%5Ckurd.htm

 By Fatih Abdulsalam  バグダッド陥落から5年がすぎて、イラクは無法者の
国になってしまった。政府自身も無法者の一派なのだが、政府は最近「無法者」
とその仲間を征伐する軍事作戦に着手した。しかし、こうした米軍の後押しする
軍事作戦の前提条件を公正に検討しなければなるまい。ある特定の勢力だけを名
指しして、その無法ぶりを非難するだけでは不公正である。政府と米占領軍の目
と鼻の先でサドル派の無法者は勝手きままに振る舞ってきた事実にもかかわらず
、イラクの無法者はサドル運動とマフディ軍だけではあるまい。閣僚となった者
・・・、地獄の計画実現に宗教を利用している者・・・、議員となった者・・・



5)
ブッシュ米大統領: イラク駐留米軍 追加削減当面見送りへ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080411-00000002-mai-int

パウエル前国務長官、イラクでの米軍「14万人維持は無理」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080411-00000042-yom-int

US forces are getting increasingly bogged down in the Afghanistan quagmire
米軍はアフガニスタンでますます泥沼にはまる
http://www.thenews.com.pk/print1.asp?id=105158



6)
Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 10 April 2008.
イラク・レジスタンス・レポート 2008年4月10日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0408/iraqiresistancereport_100408.htm

◆米軍のサドルシティー空襲で住民6人死亡、10人以上が負傷
◆ハリディヤ: 爆弾攻撃で米軍ハンビー破壊
◆バグダッド: 爆弾攻撃でアメリカ兵が死亡
◆北東バグダッドでアメリカ兵が死亡
◆サラハッディン: 爆弾が炸裂し米兵死亡



7)
Iraqi Resistance Report for events of Wednesday, 9 April 2008
イラク・レジスタンス・レポート 2008年4月9日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0408/iraqiresistancereport_090408.htm

◆米兵2人がバグダッドで死亡、米軍が認める
◆サドルシティー: 米軍の砲撃で市民7人死亡、36人負傷
◆北東バグダッド: 爆発で米兵死亡


8)
Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 8 April 2008
イラク・レジスタンス・レポート 2008年4月8日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0408/iraqiresistancereport_080408.htm

◆イラク国家警護隊が米軍の釈放した元収容者を暗殺未遂
◆イラクでさらに米兵4人死亡、米軍が認める
◆グリーンゾーンに4発の迫撃弾
◆覚醒会議の部族指導者が殺される



9)
Iraqi Resistance Report for events of Monday, 7 April 2008
イラク・レジスタンス・レポート 2008年4月7日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0408/iraqiresistancereport_070408.htm

◆ハディッサ: 覚醒会議による殺人が続く
◆バグダッド: 米軍の砲撃で市民9人死亡、31人負傷
◆東バグダッド: 攻撃を受けて米兵死亡、米軍が確認
◆バグダッドで米兵2人死亡
◆米軍機の空襲で8人死亡、米軍は否認



10)
The Birth of the Iraqi Resistance
By Wafaa Al-Natheema
イラク・レジスタンスの誕生
http://zennobia.blogspot.com/2008/04/birth-of-iraqi-resistance.html

 イラク・レジスタンスは、米軍がバグダッドに侵攻した2003年4月9日に
始まったのではない。それは「衝撃と畏怖」の空爆作戦のあと、米軍がイラク南
部に侵略した時から始まっていた。・・・イラク・レジスタンスに関するもう一
つの重要な事実は、その武装闘争は米軍の侵攻で頓挫させられることはなかった
。武装闘争は占領軍がバグダッドを落とした直後には始まっていた。それでも米
軍と報道機関は長い間その存在を否認し、その活動を「イラク再建を妨害するテ
ロリスト」の行為と言い張ってきた。





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※URUK NEWS イラク情勢ニュース (webサイト) 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html  
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※イラク・レジスタンス・レポート
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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