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「米軍がテロリストを殺害」の裏を語る写真

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2008/04/17 14:54
ML.NO [URUK_NEWS:1869]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2008/04/17 (木)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆写真が示す、米軍に殺された無実の青年 
☆イラクをめぐる最新ニュース・ヘッドライン
 ・イラク・レジスタンス・レポート 4月7日〜10日付
 ・集団墓地は誰のものか?
 ・石油と民兵に関しクルドが新たな譲歩を引き出す

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☆★写真が示す、米軍に殺された無実の青年 2008/04/17
Painful Incident, They are innocent
イラク情勢ニュース 速報&コメント 4月17日
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 アルバスラ・ネットはこのほど(4月15日)、米軍の姑息な戦争犯罪を証拠
付きで暴露した。概要は次のようなもの。

http://www.albasrah.net/ar_articles_2008/0408/alth2r_150408.htm

 マーク・クラフトは、イラクの赤十字関係者から送られてきた数枚の写真を受
け取った。それは知りあいの米兵が撮った写真だという。写真の日付は2004
年10月22日。 

 −−米兵は3台の車両で移動中に爆弾攻撃を受けた。そこで近くの藪(ヤブ)
を捜索すると、イラク人の若者がいるのを発見し、彼らを殺害した。しかし米兵
には、これらの若者たちが無実だということが判っていた。

 米兵は自分たちが殺した若者が「テロリスト」だったという証拠を偽造するた
めに、死体の脇にロケット砲を置いて写真を撮った。しかし、それだけでなく、
イラク人を殺しさえすれば英雄を気取れるという意識が彼らにあったのだろう。
彼らはその前に、殺した若者たちの写真を撮っていたのだ。

 右上の写真は、脇にロケット砲を置いたもの。(拡大写真)
http://images.abolkhaseb.net/articles/atfal_iraq/Buhriz04.jpg

 ロケット砲が置かれる前の写真は、
http://images.abolkhaseb.net/articles/atfal_iraq/Buhriz03.jpg

 死体の脇にロケット砲がある写真と無い写真の両方があることは、そのような
作為を示唆している。もっとも、それだけでは作為の証拠としては不十分かもし
れない。疑問を持つ人は冒頭のURLでさらに別の写真を詳しくみてほしい。

 どの死体の脇にも、同じロケット砲と装備が3本づつ置かれている。米兵に尋
問される若者の前に置かれているのも同じ組合せだ。他の兵器はない。しかも死
体の脇に置かれているのは、手にしているのではなく、いかにもわざとらしく後
から置かれた情況が見てとれる。

 イラクで「テロリスト○名を射殺」という米軍発表や報道が、このようにして
デッチあげられていることを示すものである。


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☆★サドル対処で米国とイラクに違い生じる
Differences emerge in US and Iraqi strategies for al-Sadr
イラク情勢ニュース 速報&コメント 4月17日
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 マリキ首相が陣頭指揮したバスラでのマフディ軍掃討作戦が失敗したことから
、アメリカ政府(特にブッシュ大統領)はこれを「マリキがやったこと」と責任
転嫁する一方で、米とくとしてサドルへの対処方法を手直しし、サドルシティー
とバスラ現地では米軍も加わった軍事行動で圧力をかけると同時に、表向きの政
治の舞台ではサドルを「協力者」として懐柔する意向を振りまいている。

 その最初の表明が、先日、ペトレアス司令官とクロッカー大使が議会で証言し
たさい、「サドルは米軍の敵なのか」と尋ねられて、「敵ではない」と証言した
ことだった。その後の情況をAP通信が報じたロバート・レイド記者のレポートか
ら紹介する。

 最初にことわっておきたいことは、この違いは「決定的対立」のようなもので
はなく、あくまで戦術的な違いだということ。そして背景には、ブッシュ大統領
自身もバスラ作戦の期待はずれな失敗に直面して、傀儡政府内での指導性さえ揺
らいでいることがある。口で融和を唱え、裏で兵力を使って、サドルを裸の王様
にしたいのかも。

Differences emerge in US and Iraqi strategies for al-Sadr
http://ap.google.com/article/ALeqM5j04Y11xeMWyPYCeLXSQidzjq6fdwD902DPO00

 By ROBERT H. REID  AP通信(4月16日)

 いわゆる「反米聖職者(サドル)」に対して、イラク政府よりもアメリカの方
が合法的役割を認めようとしていることから、アメリカとイラクの両政府間に違
いが生じてきた。

 このギャップは、バスラでイラク政府軍とサドルの民兵の間に戦闘が勃発した
あとに生まれた。軍事衝突はバグダッドに広がり、米軍とイラク軍は依然として
サドルシティーを拠点とするマフディ軍と対峙し続けている。

 米軍司令官はサドルとそのマフディ軍を公式に「敵」と認めることを避け、そ
の替わりにマフディ軍を「特殊グループ」とか「犯罪者」と呼んでいる。

 さらに米国防長官はイランにいると考えられているサドルのためにドアを開け
た。彼はサドルを「重要な政治家」と評し、アメリカは彼を「政治プロセスのな
かで働ける者」と見なす意向を述べたのだった。

 しかしこの発言はマリキ首相の側近たちに懸念させるものとなり、彼らは米国
の発言が民兵解散を求める政府に反抗するサドルを勇気づけないかと恐れている


 マリキの姿勢は、イラクの政党・政治勢力のほとんどが武装グループ(民兵)
との関係を持っているなかで、特にサドルにだけ攻撃目標をしぼっている。民兵
の多くは軍と警察に吸収されたものの、それぞれの政治的スポンサーとの結びつ
きを維持している。

 サドル派が米軍に対して2度の蜂起を行ったあと、2005年にサドル派の社
会復帰を働きかけたのはマリキ首相率いるダーワ党で、それからするとサドルに
対するマリキの姿勢は大きく変わった。かつてサドルシティーへの米軍の侵攻を
非難したのもマリキ首相だったのだ。

 こうした変化は昨年、サドルがマリキ政府への支持を撤回した時から始まった


 その結末が産油地帯であるイラク南部に勢力を拡大するサドルへの攻撃となっ
たわけだが、米軍はシーア派の貧困層のなかにサドルが相当の支持を持つことに
気づいた。

 アメリカ側が恐れているのは、イラクの安定にむけた進展に人々の目を向けさ
せたいこの時期に、サドルを崖っぷちまで追い詰めて、新たな暴力の引き金を引
くことになりはしないかというものである。

 イラクの中部、西部、北部に展開してきた米軍は、南部では余り兵力を割いて
こなかった。イギリス軍も南部に4000人の兵力を持つだけである。


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☆★イラクをめぐる最新ニュース・ヘッドライン 2008/04/11
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1)
Painful Incident, They are innocent
写真が示す、米軍に殺された無実の青年
http://www.albasrah.net/ar_articles_2008/0408/alth2r_150408.htm

 詳細は上の<速報&コメント>を参照。


2)
Whose mass graves are these?
集団墓地は誰のものか?
http://www.azzaman.com/english/index.asp?fname=news2008-04-14kurd.htm

 以前は集団墓地が発見されると、「サダム・フセイン政権による・・・」と報
道されていた。今、イラク人のあいだでは、新たな集団墓地が発見されると、「
ブッシュの集団墓地」という言葉が使われる。



3)
Kurds snatch new concessions on oil and militias
石油と民兵に関しクルドが新たな譲歩を引き出す
http://www.azzaman.com/english/index.asp?fname=news2008-04-15kurd.htm

 クルド地域政府はマリキ政府から、クルド地域の石油に関して、クルドが独自
に開発し外国と協定を結ぶことができるという譲歩を引き出した。

※関連 Iran ready to invest in Iraqi Kurdistan
イランがクルドに投資の準備
http://www2.irna.ir/en/news/view/line-16/0804159682194358.htm



4)
Day of bloodshed shakes Iraq
流血の日がイラクを揺るがす
http://www.mg.co.za/articlepage.aspx?area=/breaking_news/breaking_news__international_news/&articleid=337066

 バグダッドの北東に位置するディヤラ州のバクーバで、多くの犠牲者を出す爆
発が発生した。昼前、レスロランの前に駐車していた自動車が爆発し、近くにあ
る裁判所やレストランに向かう人々が犠牲になり、60人ばかりが死亡した。確
認されただけで、最低40人の死亡、70人の負傷が伝えられている。3軒の民
家が破壊され、10軒の商店が損害を受けた。


5)
Differences emerge in US and Iraqi strategies for al-Sadr
サドルへの対処で米国とイラクに温度差が生まれる
http://ap.google.com/article/ALeqM5j04Y11xeMWyPYCeLXSQidzjq6fdwD902DPO00

 By ROBERT H. REID  AP通信(4月16日)
 いわゆる「反米聖職者(サドル)」に対して、イラク政府よりアメリカの方が
合法的役割を認めようとしていることから、アメリカとイラクの両政府間に違い
が生じてきた。このギャップは、バスラでイラク政府軍とサドルの民兵の間に戦
闘が勃発したあとに生まれた。軍事衝突はバグダッドに広がり、米軍とイラク軍
は依然としてサドルシティーを拠点とするマフディ軍と対峙し続けている。



6)
Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 15 April 2008
イラク・レジスタンス・レポート 2008年4月15日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0408/iraqiresistancereport_150408.htm

◆マフディ軍との衝突で米兵が死亡、米軍が確認
◆サドルシティーへの米軍攻勢で市民が狙われ続ける
◆南バグダッド: 米軍パトロールのそばで爆弾破裂
◆アルカイダがバクーバで市民を狙って爆弾
◆ディワニヤ: マフディ軍との戦闘で米軍車両が破損



7)
Iraqi Resistance Report for events of Monday, 14 April 2008
イラク・レジスタンス・レポート 2008年4月14日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0408/iraqiresistancereport_140408.htm

◆マフディ軍との戦闘で米兵さらに2人死亡
◆懸賞金80ドルのアルカイダの殺し屋が逮捕される
◆バスラ: マフディ軍の民兵が親米スパイ幹部を射殺



8)
Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 13 April 2008
イラク・レジスタンス・レポート 2008年4月13日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0408/iraqiresistancereport_130408.htm

◆アミリヤ地区: 捜索中の民家で米兵がイラク人を殺害
◆米軍ミサイルが目標外れる、米兵2人と市民3人死亡



9)
Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 12 April 2008
イラク・レジスタンス・レポート 2008年4月12日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0408/iraqiresistancereport_120408.htm

◆バグダッドで米兵死亡、米軍が確認
◆サドル運動の幹部が警告
  米軍の攻勢が続くなら停戦を破棄する
◆米軍攻勢が続くなかサドル運動ナンバー2が射殺される
◆バスラ: 米軍に後押しされサドル運動への軍事作戦



10)
Iraqi Resistance Report for events of Friday, 11 April 2008
イラク・レジスタンス・レポート 2008年4月11日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0408/iraqiresistancereport_110408.htm

◆バグダッド: 爆弾攻撃で米軍ハンビーを破壊
◆バグダッド: 米軍がマフディ軍と戦闘
◆ウル地区でも爆弾で米軍ハンビー破壊






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※URUK NEWS イラク情勢ニュース (webサイト) 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html  
    メーリング・リストへの参加・退会手続きはここでもできます
※イラク・レジスタンス・レポート
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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