イラク戦争に関する世界情勢のニュース

メールの詳細(メール表示)

件名:

誘拐は今では「ない」ことになった  ダール・ジャマイルの中東速報 

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2008/08/31 16:39
ML.NO [URUK_NEWS:1921]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
□□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2008/08/31 (日)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆誘拐は今では「ない」ことになった  ダール・ジャマイルの中東速報 


--------------------------------------------------------------------
☆★☆誘拐は今では「ない」ことになった
  IRAQ: Kidnappings Now Become Unofficial
ダール・ジャマイルの中東速報 2008年8月29日付
--------------------------------------------------------------------
** Dahr Jamails MidEast Dispatches **
** Visit the Dahr Jamail website http://dahrjamailiraq.com **

http://dahrjamailiraq.com/hard_news/archives/iraq/000833.php

Inter Press Service
By Ahmed Ali and Dahr Jamail*

 バクーバ、8月29日発(IPS) −− 誘拐は今では過去のできごととな
ったという警察の主張を、バクーバ住民は否定する。

 アブアリと名乗った商人は、「人々が姿を消すことは少なくなったが、誘拐は
続いている」とIPSの取材に応えた。「私たちは皆、毎週幾人かが誘拐されて
いることを知っている」。

 IPSの取材に匿名(とくめい)で話した現地の部族指導者は、彼の部族メン
バーは、まさここ3週間に大勢が誘拐された」と話した。

 「現在の治安作戦は宗派至上主義でスンニ派をターゲットにしている」と彼は
言った。「私の部族だけで、少なくとも10人(全員がスンニ派)が誘拐され、
私たちはこれを政府関係者による犯行と疑っている」。

 アリ・ハデム警部は、「この4ヶ月のあいだに市内では誘拐事件は報告されて
いない」とIPSに語った。バクーバはディヤラ州の州都で、バグダッドの真北
にあたる。

 住民の話では、誘拐事件の数は減ったかもしれないが、その恐怖は続いている
、という。

 イラク政府は州内の不安定情勢を強調して、8月27日に住民の武器保有を禁
止する命令を出した。

 現地の労働者ハシム・イブラヒムは、「仕事に出かけるとき、家に戻ることが
できるかどうか判らない」とIPSに話した。「毎日、同じような恐怖を感じて
きた。そして今、良くなったとはいえ、いつその恐怖が戻ってくるか判らない」


 通常の誘拐パターンは、武装した民兵が顔を隠して自宅や事務所、店舗に車で
乗りつけたり、あるいは街角で待ち伏せする。被害者は押し倒され、トランクに
投げ込まれる。誘拐犯はその後、身代金を要求するが、通常、被害者のビデオ映
像を撮っている。

 しばしば殺害場面も撮られている。「自宅近くに処刑場と呼ばれる場所があっ
た」と、ある商人が匿名で話した。「私自身犯行のたびに民兵を同伴されたカメ
ラマンを目撃した」。

 やはり匿名で話した別の住民は、誘拐された男の処刑を目撃したとIPSに語
った。「彼らは誘拐された男たちに目隠しをし、両手をしばって路上に並ばせ、
1人ずつ射殺していった」。

 マジャラ通りに住むナシル・アッバスは、「私の妻はおうした殺人場面を自宅
から見てからは病気になってしまった」とIPSに証言した。誘拐された人々の
多くがここで処刑された。

 誘拐事件のなかには手当たり次第に行われるものもある。現地の商人アブドル
ジャリル・ハリルは、「民兵が路上にいる者に誰彼かまわず身元を尋ね」のだと
言った。「彼らは誘拐した者を拠点に連れて行って尋問する。そして自分たちの
宗派に属する者と判ると釈放するが、違っていれば殺す」。

 誘拐されたことのある地元の男性は、そのときの経過をIPSに証言した。

 「市場で民兵が襲ってきた。彼らは私を車のトランクに入れ、彼らの拠点に着
いたあとトランクから出した。私を縛って、目隠しをした。何かを口に入れられ
、気が変になった。同じ部屋に入れられた人たちも同様だった」。

 「彼らは大声で叫び、私たちを侮辱した。おそいてロープかナイロンの管で背
中と足を殴った。2、3時間して、別の部屋に連れて行かれた。そこで彼らの指
導者と会ったが、彼らはその男をプリンスと呼んでいた。彼が私の所属や部族、
仕事、親類などについて尋問した。それから三日後、プリンスは私を釈放すると
決めた」。

 誘拐されたと記録されただけで、釈放されなかった者も多い。


(*Ahmed, our correspondent in Iraqs Diyala province, works in close
collaboration with Dahr Jamail, our U.S.-based specialist writer on Iraq
who has reported extensively from Iraq and the Middle East).







――――――――――――――――――――――――――――――――――
□□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■
※URUK NEWS イラク情勢ニュース (webサイト) 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html  
    メーリング・リストへの参加・退会手続きはここでもできます
※イラク・レジスタンス・レポート
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
※カンパ振込先/郵便振替をご利用の場合
  口座番号:  01780−7−117317
  口座名称:  イラク情勢ニュース
※ 銀行振込を利用する場合には、
  みずほ銀行 下関出張所 普通口座 1373779
  口座名義: 山本史郎   (ヤマモト シロウ)
□□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■
――――――――――――――――――――――――――――――――――




このエントリーをはてなブックマークに追加
添付: