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米軍のイラク駐留協議、米兵訴追の免責特権めぐり難航

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2008/10/08 21:01
ML.NO [URUK_NEWS:1932]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2008/10/08 (水)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆イラク・レジスタンスは引き続き占領者の構想を打ち破る
   −−イスラム法学者協会 (AMSI)  (最終回)
☆米軍のイラク駐留協議、米兵訴追の免責特権めぐり難航
☆戦争とメディア 毎日新聞 2008年10月6日 東京朝刊

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☆★イラク・レジスタンスは引き続き占領者の構想を打ち破る
  Iraqi Resistance Succeeded and Spoiled Occupation Projects
イスラム法学者協会 (AMSI) 2008年9月27日 (続き)
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http://www.heyetnet.org/eng/mansetler/3264-dr-moro-iraqi-resistance-succeeded-and-spoiled-occupation-projects.html

(前々回、前回から続く)

 HEYET Net イラン(とアメリカ、イラク)の問題についてですが、アメリカの
野望とイランの野望が交差している点に注目すると、イラクにおいてその交錯は
本物なのか虚構なのか、あなたの見解はいかがですか?

 Dr.モロ いえ、そうではありません。われわれはこれに関して正しい理解
を示さなければなりません。イラン人がシーア派流の野望を持っていて、それを
実現するために、世界でシーア派の優位を築こうとしていることは疑いはありま
せん。これが危険であることは疑いありませんが、アメリカの野望よりは深刻性
は小さいでしょう。

 2番目の問題は、シーア派の野望はアメリカとの妥協なしには実現できないと
いうことです。したがって、イランがシーア派の野望を実現しようとしても、ア
メリカとの取引を完遂できないでしょう。

 イラン人はアメリカ人と取引することを気にしていません。このことから私た
ちは重大な事実を知ることになります。つまり、アメリカはイラク問題で愚かに
もイランに幾ばくかの取引をしたがっているということです。

 イランには崩壊にも似た国内問題があると考えています。それは内部からの敗
北にも似ていて、イランが実現しようと追求しているシーア派の野望を失敗させ
るでしょう。

 イラクにおけるイラン人の野望は一部のイラン信奉者によって実行されている
と知るべきです。彼らはシーア派のイスラム政党にも似てイランに絶対的忠誠心
を持っており、イラクでは現行の政治プロセスに参加しました。

 そこで彼らは危険なシーア派の野望に奉仕する政策を掲げています。

 これに対して、アメリカの野望を拒否し、かつシーア派の構想にも抵抗するこ
とは、スンニ派にとっては必要なことです。それはアメリカ−シオニストの拡張
主義的野望より危険なものではありません。

 もちろん、イスラエルの侵略とアメリカに抵抗する戦略を追求しているヒズボ
ラのようなシーア派のレジスタンスを除外しています。

 ここで共通することは、レジスタンスの抵抗に遭うということです。ヒズボラ
に関しては、シオニストとアメリカの野望を挫くための解放をたたかうレジスタ
ンス組織と見なす私たちの立場は明解です。

 問題が単純でないことは知っていますが、これはポリシーなのです。疑いもな
く、われわれは想像力の枠組みを考えるべきですし、他の勢力から独立した立場
があって当然です。シーア派の野望を拒否すると同時に、レバノンではヒズボラ
を支持するのは、まさにこのためです。


 HEYET Net イラクの国内問題に対するイランの干渉を、あなたはどう見ていま
すか? それにどう対処しますか?

 Dr.モロ イラン人の干渉という重大性を過小評価するつもりはありません
。イランはイラクに領土的野心を抱いています。

 もしアメリカの野望に抵抗し、アメリカへの抵抗活動に連帯し、アメリカの野
望と対峙するのなら、それはイランの野望に対しても同じだと考えます。

 今、アメリカ軍とイラン軍のどちらが強力なのかということです。もちろん米
軍の方が強力です・・・。

 しかし、イラクに公然と介入してきたのがイランだけでないとしたら、イラク
はイランの野望の危険性ゆえに、抵抗するためにアラブ諸国から相当の支持を受
けることは確実です。


 HEYET Net アメリカの選挙が近いわけですが、・・・イラク問題に関して期待
するものがありますか?

 Dr.モロ 次のように考えます。アメリカはイラクから戦略的撤退を行うと
いう決定があり、アメリカの面子を保って行われるべきこの決定は、「敗北して
ない」という枠組みのなかで実行されるでしょう。もう一方では、彼らはこれを
完全な撤退と呼びました。

 他方、アメリカが撤退を迫られる国内的理由があります。オバマはイラク撤退
を望む勢力と諸団体によって大統領候補に指名されました。もちろん彼が勝った
からではありますが・・・。

 それはアメリカの諸団体がイラクからの撤退を決めたという意味です。

 そしてオバマが成功するよう決めました。オバマの成功という意味は、アメリ
カ合衆国はイラクから撤退し、テロとの戦いには踏みとどまるということです。


 HEYET Net イラク占領に反対する勢力がスポンサーとなる構想を、あなたはど
のように評価しますか?

 Dr.モロ  私の情報によると、イスラム法学者協会を含めて、占領に強く
反対する構想に傾いています。正しい立場を採っているその協会を支持していま
す。

 神聖なものとか絶対に正しいものを認めるものではありませんが、イスラム法
学者協会の実績にはこれまでのところ満足しています。そう考える最も重要な理
由は、イスラム法学者協会がレジスタンスの取組みを採用していて、レジスタン
スの思想を世界に発信することができているからでした。

 イスラム法学者協会とその情報提供のおかげで、多方面の名誉毀損キャンペー
ンからイラク・レジスタンスに関する認識を正すことができました。

 彼らはこの面で指導的な役割を果たしていると考えます。衛星チャンネルを開
設すること、新聞を発行すること、ウェブサイトを公開すること、その他さまざ
まに文化的熟成に明らかな貢献をしてきました。


 HEYET Net 近いうちにイラク情勢に飛躍的発展が見られますか?

 Dr.モロ  勝利はひじょうに近い(神のご意志)と思います。アメリカで
起こっている諸現象は、ブッシュとそのイラク政策の敗北を反映しています。

 われわれは完全に責任を持って行動すべきで、セクト主義とか党派性にとらわ
れてはいけません。そして外国の野望に戦いを挑むために団結すべきです。

 前にも言ったように、イスラム社会は外敵に敗れることはないでしょう。しか
し扇動や狭い心、その他の否定的なことゆえに、内部から崩れるかもしれません



 HEYET Net きょうのインタビューの機会をいただいたことに感謝します。

 Dr.モロ  こちらこそ。アッラーの祝福がありますように。



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☆★米軍のイラク駐留協議、米兵訴追の免責特権めぐり難航
(2008年10月7日20時33分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081007-OYT1T00575.htm

 【カイロ=加藤賢治】AP通信によると、イラクのゼバリ外相は7日、バグダ
ッドで記者会見し、来年以降のイラク駐留米軍の法的根拠に関する米政府との協
議について、米兵への免責特権の問題に言及、「大胆な政治決断が必要」と述べ
、米政府と合意に至っていないことを改めて認めた。

 事態打開のため、3日からイラク訪問中のネグロポンテ米国務副長官も記者会
見したが、「それぞれの国益の観点から協議している」と述べるにとどまった。

 多国籍軍のイラク駐留を定めた国連安全保障理事会の決議は年末に失効する。
米兵訴追に関して、免責特権を求める米政府に反発するイラクのマリキ首相は9
月29日、協議が年内に合意できない場合、「外国軍は来年から(イラク国内の
)基地内にとどまることになる」と述べ、米国に妥協を迫っている。




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☆★ イラク米軍取材/サマワ自衛隊取材/米軍「エンベッド」に参加して
戦争とメディア  毎日新聞 2008年10月6日 東京朝刊
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http://mainichi.jp/select/world/mideast/archive/news/2008/10/06/20081006ddm010030024000c.html

 イラク戦争は大規模な従軍取材が実現した点で、戦争報道の転機となる出来事
だった。戦場を見せて「正義」を演出する米軍戦略の中で、日本を含む外国メデ
ィアも続々イラク入りした。一方、人道復興支援を掲げイラクに派遣された自衛
隊の取材ルールは、海外における初の報道規制である。「埋め込み」と呼ばれる
米軍のエンベッド取材の功罪とは。自衛隊の取材ルールはどう使われたか。記者
たちの声から考える。

 ■イラク米軍取材 ◇「戦意高揚」の危険も
 ■サマワ自衛隊取材 ◇陸自の力点、報道自粛に
 ■米軍「エンベッド」に参加して
      米軍エンベッド取材に参加した5人の記者に聞く

(全文=長文は上記URLでどうぞ)





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※イラク・レジスタンス・レポート
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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