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アラブはオバマ支持、というニセ情報  2008/11/06

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2008/11/06 21:38
ML.NO [URUK_NEWS:1942]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2008/11/06 (木)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆アラブはオバマ支持、というニセ情報 2008/11/06
☆コレラが急速にイラク中に広がる 2008/11/06


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☆★アラブはオバマ支持、というニセ情報
  The misinformation of Arabs support Obama
イラク情勢ニュース 速報&コメント 11月6日
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 ブログ『Roads to Iraq』は11月5日付で、「アラブはオバマ支持、というニ
セ情報」と題して、アラブのオバマ評について次のようにコメントしている。

※ The misinformation of Arabs support Obama
http://www.roadstoiraq.com/2008/11/05/the-misinformation-of-arabs-support-obama/

 オバマに関するプロパガンダの中には、中東の人々は誰もが新しい米国大統領
オバマを支持していると言ったり、そのような記事を引用したりすることで大衆
世論を誤らせようとするものがあるが、実際はそれを違っていて、それほど楽観
的なもおではない。このロイター通信の記事は、アラブ大衆の感情を、「中東は
オバマの『change(変革)』というメッセージに懐疑的に反応する」と要
約している。

 Mideast echoes Obamas change message, sceptically
 http://thestar.com.my/news/story.asp?file=/2008/11/5/worldupdates/2008-11-05T191855Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_India-363433-1&sec=worldupdates
 
 アブ・ルーマンはヨルダンから『Al−Ghad』紙に書いた。

 「外交政策については、大統領選挙でのレトリックと、現地の実際の間には違
いがある。イラクに関しては、多少の戦術的違いはあるが、深い戦略的な変化は
ない。地域(パレスチナ)問題は新政府の優先課題ではない。それはパレスチナ
人の危機が促進されるという意味である。」

 シリアの『Al−Watan』紙は次のように書いた。

 「もしオバマが勝利しても、彼がブッシュより良いことはない、という者がい
る。そして、彼は最悪だとほのめかす者もいるし、オバマに関するアラブの予言
は悪いという者もいて、それらはすべて正しいかもしれない。アメリカ合衆国は
一度もアラブ側に立ったことはなく、アメリカの全大統領がイスラエル側につい
た。しかしブッシュ政府は十分に犯罪とテロに関与していて、全世界がchan
geという一つの声を挙げている。」

 『al−Khaleej』紙の社説はつぎのように述べる。

 「新しいアメリカの時代がアラブに何かをしてくれるのを待つ替わりに、みず
からの問題を解決するためにアラブが何をするかが問題だ。事実にもとづいて言
うと、悲惨なイラク占領が好例だが、アメリカは政府とか国民、国境、国家主権
、関係などに興味がない。」


※ Arab media: Obama, McCain… choose between the bad and the worst
http://www.roadstoiraq.com/2008/11/04/arab-media-obama-mccain%e2%80%a6-choose-between-the-bad-and-the-worst/

 ちなみに、11月4日付では、上記のタイトル(アラブ・メディア: オバマ
かマケインか、悪と最悪の選択)のもとに、次のようにコメントしている。

 「サウジの新聞『Okaz』はガザでおこなった世論調査をとりあげ、通常の大衆
的世論はアメリカ大統領選挙で誰が勝つかに興味がないと報じた。オバマとマケ
インの間に違いはなく、彼らはどちらもイスラエルの仲間である。われわれは彼
らがアメリカ国内のユダヤ人票をとろうと鎬(しのぎ)を削っているのを目にし
た。2人ともイスラエルの友人である。」



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☆★コレラが急速にイラク中に広がる
  Cholera Spreading Rapidly Across Iraq
イラク情勢ニュース 速報&コメント 11月6日
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http://musingsoniraq.blogspot.com/2008/11/cholera-spreading-rapidly-across-iraq.html

 世界保健機関(WHO)による最新のレポートは、コレラの急速な広がりを教
えている。10月29日には644人のコレラ患者が確認され、そのほかに62
人が検査中であった。10月20日には、患者は531人だった。9日間で11
3人の患者が増えたことになる。9月末にも患者の急増があり、その時は収まっ
たかのように見えたのだったが、10月末にふたたび増加した。

 Cholera Spreading Rapidly Across Iraq

 発病はイラク中に広がっている。最初の患者は8月7日に南部のマイサン州で
発見された。そして月内にバグダッド、バビル州に移り、9月にはイラク中部と
西部にも広がり、10月7日には北部クルド地区のアルビルでも確認された。最
も新しい患者は10月18日にワシト州とディワニヤ州で、10月29日には首
都で発症が確認された。その結果、8人が死亡し、その犠牲者のうちの半分は5
歳以下の子どもであった。バビル州は患者数が合計255人に
のぼり、もっとも深刻である。ディワニヤがその次で158人が発症した。

 社会基盤の機能不全と状況の悪化が相まって、患者の発生が広がっている。コ
レラは飲料水の汚染に起因する病気である。バビル州で最も患者が多いのは、こ
の州を統治しているイラク・イスラム最高評議会(SIIC)の役人が怠慢だか
らである。彼らは水道水をじょうかするために、イランから購入いた有効期限切
れの塩素を使用することを決めたのだった。国内の他の地域でも、蔓延の主要な
原因は清潔な水を手に入れられないためであった。

 イラクの国連機関(UNAMI)とイラクの関係省庁は、イラクの水道事情は
悪化していると10月半ばに報告した。例えばバグダッドでは、水道水325万
立方メートルの需要に対して、わずか200万立方メートルしか供給されていな
い。赤十字は、清潔な水を得ることができない者が、人口の40%にのぼると推
計している。ボトル詰めの水を使うには代金を支払う余裕がなく、多くの人々が
川や井戸の水を使っている。キレイであるかどうかにかかわらず、人々が水を見
つけるのも難しいときに、イラク北部と中部は干ばつに見舞われ、そのことも事
態を悪化させた。

 2003年の侵略以降、イラクの水道整備(改善と再建)に何十億ドルが注ぎ
込まれたにもかかわらず、このような事態が発生している。合計すると、アメリ
カは23億8000万ドルを上下水道に投入してきた。2008年には、イラク
政府は3億7500万ドルを社会基盤整備に予算化したが、同年8月までに実際
に投入されたのは1億1300万ドルだった。そしてこのような巨額の予算が、
明らかに、イラクの要求をかなえるものになって来なかった。






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