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イラク・レジスタンスからオバマへの公開書簡

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2008/11/08 21:52
ML.NO [URUK_NEWS:1943]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2008/11/08 (土)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆イラクとアフガンの戦士はオバマに米軍撤退を求める
  ・関連: オバマ次期大統領への公開書簡
☆オバマ氏勝利 イラク、公約の米軍早期撤退に懸念
  (イラク政府の本音が透けて見えるナァ〜)
☆米次期首席補佐官 ◇ユダヤ系、中東政策で役割期待


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☆★イラクとアフガンの戦士はオバマに米軍撤退を求める
  Iraqi and Taliban militants tell Obama to pull out US troops
Daily Nation 2008年11月7日付
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http://www.nation.co.ke/News/world/-/1068/488338/-/ryuqan/-/index.html

 イラクのゲリラ勢力(レジスタンスと読め/訳者註)とアフガニスタンのタリ
バンは次期米大統領に選ばれたバラク・オバマに対し、イラクとアフガニスタン
から米軍を撤退するよう、さもなければ更なるレジスタンス闘争に直面すると警
告した−−アメリカの情報監視グループがレポートした。

 オバマがイラクとアフガニスタンにおけるブッシュ大統領の政策を転換するこ
とを公約したことから、このメッセージはオバマのもとでアメリカと新しい関係
を開くことを表明しているが、戦士たちのが求めているのは米軍の撤退その他の
譲歩である。

 アフガニスタンでタリバン勢力のスポークスマンとなっているカリ・モハンマ
ド・ユースフは、中東メディア研究所が入手した声明文において、「バラク・オ
バマが大統領に選ばれたことについて、タリバン勢力のなかには喜びも悲しみも
ない」と述べた。

 彼は、「彼ら(アメリカとその同盟国)が戦争を始めたのであり、彼らは軍隊
を引き揚げることによって戦争を終わらせるべきである。もしそれが実行されな
いなら、アフガンはあらゆる外国占領軍に対して強いレジスタンス闘争を見せつ
けるだろう」と語った。

 同じようなメッセージは、パキスタンで活動するタリバンの代弁者や、その他
の戦士グループからも発表された。

 選挙キャンペーン中、オバマは日程表にもとづいて戦闘部隊をイラクから撤退
させ、16ヶ月以内に撤退を完了すると約束し、アフガニスタンにおけるタリバ
ンおよびアルカイダとの戦闘に部隊を集中させると語った。彼はアルカイダを攻
撃するのに必要なら、予告なしに隣国パキスタンに米軍を派遣するとも話した。

 ユースフはタリバンがオバマ政府との交渉窓口を開くと述べたが、それは占領
軍の全面撤退という条件が整ったときのみだとした。

 イラクでは、スンニ派のゲリラ組織の連合機構であるイラク・レジスタンス政
治評議会がオバマへの公開書簡を発表し、「あなたの選挙公約は変革にかかって
いる・・・われわれはその時が来たと声をそろえよう」と述べた。

 ※訳注: アルカイダを支持するテロ組織「イラク・イスラム国家」も、これ
と似た声明を発表しているが、それとは別物。

 監視グループによって確認されたメッセージのなかで、同評議会は撤退計画の
交渉には「柔軟に」対処することを約束した。そして負傷したイラク人への補償
、財産と家族、あるいは心理的な補償を要求し、拘束されたイラク人の釈放を求
めた。

 またオバマの当選がアメリカで最初の黒人大統領となることに関しては、同評
議会は、「あなたが大統領選に勝ったのはアメリカ人すべてが人種差別は間違っ
ていると急に自覚したからではない。むしろ、ブッシュ政府が多くの失敗をした
からである」と指摘した。



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☆★関連: オバマへの公開書簡
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※イラク・レジスタンス政治評議会
  新しい米国大統領バラク・オバマへの公開書簡
Political Council Of Iraqi Resistance
An open letter to Barack Obama, the new President of the United States

http://clearinghouse.infovlad.net/showthread.php?p=83573#post83573


 昨日(11月7日)、「An open letter to Barack Obama」で検索すると、上
に紹介したイラク・レジスタンスからのオバマ宛公開書簡がすぐ出てきて、同じ
タイトルのページも数えるほどでした。それが今日になると、試しにお暇のある
方はご自身で検索してみてください。あるわ、あるわ・・・・あまりに多すぎて
、上記の公開書簡を探すのも難しいほど。あることを知っている人、確信してい
る人でないと、探すのはほとんど無理でしょう。 まさか、そうなることを狙っ
て急に同じタイトルのページが幾つも作られたわけではないでしょうに、不思議
な現象です。



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☆★米大統領選:オバマ氏勝利 イラク、公約の米軍早期撤退に懸念
毎日新聞 毎日新聞 2008年11月7日 東京朝刊
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http://mainichi.jp/select/world/mideast/archive/news/2008/11/07/20081107ddm007030017000c.html

 【カイロ高橋宗男】駐留米軍と反政府武装勢力の流血が続くイラクの国民は、
米大統領選での民主党オバマ上院議員の勝利を複雑な心境で受け止めている。母
国の荒廃を招いたブッシュ共和党政権に反発する人々は、オバマ氏が約束した駐
留米軍の早期撤退を歓迎する一方、同氏が唱える「イランとの対話」によってイ
ランの影響力が増すことなどを懸念しているためだ。一部からはすでに「オバマ
氏の計画は非現実的」との見方も出ている。

 オバマ氏は「大統領就任後16カ月以内、2010年半ばまでに戦闘部隊をイ
ラクから撤退させる」と強調してきた。米イラク両政府による地位協定交渉では
11年末までの撤退とされており、オバマ氏の計画は1年半の前倒しだ。

 しかし、前提となる治安部隊の育成には「まだ時間を要する」(米軍幹部)の
が現状だ。訓練の主眼はゲリラ戦への対応に置かれ、戦車や装甲車、重火器など
の装備も欠いたまま。米軍に依存している兵たん業務の確立には「3〜4年が必
要」(同)とされる。陸上部隊も航空支援なしに機能しないのに、空軍学校が再
開したのは今年に入ってからだ。

 イラク政府内にも拙速な撤退への危惧(きぐ)がある。ジバリ外相はオバマ氏
が「イラク政府と現場の軍幹部との議論が必要」と述べた点を強調し、協議を通
じて撤退時期を再考するよう期待感を抱く。

 治安面の不安定要素も残る。米国では軍の増派で治安改善が顕著化したとの評
価が多い。だが、実際は国際テロ組織アルカイダに対抗する勢力になったイスラ
ム教スンニ派部族と、シーア派の対米強硬派であるサドル師派を説得したイラン
の役割が大きい。

 イラク政府によると、先月のイラク民間人死者数はイラク戦争開戦以来最少の
238人。

 ただ、爆発テロが減少する一方で、政府関係者らを狙った暗殺事件が増加して
おり、来年1月に予定される地方選に向け、政治対立による治安悪化が懸念され
ている。

 一方、アラブ首長国連邦の民間シンクタンク「湾岸研究所」のアーニ部長は、
イラクへの影響力を拡大し始めたイランと米国の対話について「イランが隣国イ
ラクへの発言力をさらに増す可能性がある」と指摘する。



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☆★<米次期首席補佐官>議会対策重視や中東政策など考慮
毎日新聞 2008年11月7日 東京夕刊
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http://mainichi.jp/select/world/america/archive/news/2008/11/07/20081107dde007030004000c.html

◇ユダヤ系、中東政策で役割期待

 【ワシントン及川正也】米次期大統領に決まった民主党のオバマ上院議員が6
日、大統領首席補佐官にラーム・エマニュエル下院議員を起用した狙いは、経済
再生策で共和党の協力を取り付けるための議会対策を重視すると同時に、ユダヤ
系の立場から中東政策などで一定の役割を期待することにある。

 大統領首席補佐官は、「大統領の分身」とも言われる最も重要なアドバイザー
だ。ホワイトハウスのスタッフの統括をはじめ、大統領の日程管理から内政・外
交政策の立案、議会交渉まで幅広い職務をこなす。

 オバマ氏は政権発足後の最優先課題に経済対策を位置付け、積極財政で経済低
迷からの脱却を狙っている。しかし、共和党は2年後の中間選挙での党勢回復を
かけ、議会を主導する民主党との対決姿勢を強める構えだ。

 新政権の試金石となる経済対策でつまずけば世論の支持を失いかねないだけに
、オバマ氏は民主党下院議員会長として共和党対策に影響力を持つエマニュエル
氏の起用によって、ホワイトハウスの議会対策強化を図るとみられる。

 また、エマニュエル氏はユダヤ系の親イスラエル派。クリントン政権下の93
年、当時のラビン・イスラエル首相とアラファト・パレスチナ解放機構議長によ
るホワイトハウスでの「歴史的握手」を演出したとされる。

 オバマ氏は大統領選でユダヤ系の約8割の支持を得た。ただ、イスラエルには
敵対するイランを含む「対話重視」の外交方針を示すオバマ氏に懸念もくすぶっ
ている。

 このため、エマニュエル氏の起用はイラク戦争の終結をにらみ、手詰まり状態
の中東問題を推進させる布石ともみられる。

 大統領首席補佐官は激務で入れ替えが激しく、2期8年のクリントン前大統領
に仕えた首席補佐官は4人に上った。長期政権をにらむオバマ氏がエマニュエル
氏とのコンビで、どこまで安定した政権運営を固められるかがポイントとなる。







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