イラク戦争に関する世界情勢のニュース

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続報: イラク兵が米兵を射殺した真相 2008/11/16

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2008/11/16 16:34
ML.NO [URUK_NEWS:1946]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2008/11/16 (日)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆続報: イラク兵が米兵を射殺した真相 2008/11/16
☆シリア問題でアメリカはどう主張しているか 2008/11/16
☆タリバンはアフガン戦争の勝利を約束 2008/11/16


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☆★続報: イラク兵が米兵を射殺した真相
イラク情勢ニュース 速報&コメント 11月16日
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 紹介が遅くなったが、ブログ<Roads to Iraq>は11月12日付で、「イラク
兵が米兵4人を射殺、これが真相だ」というタイトルで、前回の<イラク情勢ニュ
ース>で伝えたイラク人兵士の米兵射殺事件に触れている。一つの顛末として紹
介しておきたい。

Iraqi soldier killed four American soldiers, this is what really happened

http://www.roadstoiraq.com/2008/11/12/iraqi-soldier-killed-four-american-soldiers-this-is-what-really-happened/

 ロイター通信はこの射殺事件の背後にある原因を皆さんに伝えたくないようだ
が、BBCは「口論があった」という表現をしている。

 ※ロイター: Iraqi soldier kills two U.S. soldiers
 http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7724974.stm
 
 ※BBC: Iraqi soldier kills two US troops
 http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7724974.stm

 目撃者の話によると、イラク北部のテルキーフ市出身でバルザン・モハメド・
アブドラーという名前のイラク兵が、巡回パトロールに使用する軍のピックアッ
プ(小型トラック)に固定された機関銃で米兵を銃撃し、4人(報道機関は2人
と伝えたが2人ではない)を殺害し、3人を負傷させた。モスル市ズンジェリ地
区でのできごとである。

 この射殺事件は、アメリカ兵がアブドラーを公衆の面前で殴りあからさまに侮
辱したために起こった。



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☆★シリア問題でアメリカはどう主張しているか
イラク情勢ニュース 速報&コメント 11月16日
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 11月14日付の英紙ガーディアンに、Sharif Nashashibi が次のようなコメ
ントを寄せている。

How US claims about Syria became media facts
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2008/nov/14/syria-iraq-daily-mail

 どんな戦争でも、戦っている当時者は正義が自分の側にあると国民を納得させ
ようとする。そうするために最も効果的な手段は、報道機関を利用することであ
る。知らずにプロパガンダ戦争の道具になるのを避けるためには、ジャーナリス
トは受けとった情報に批判的な視点を持つことが必要である。特に、主張を事実
として伝えるのはいけない。

 アメリカによる最近のシリア空襲事件に関するイギリスの報道には、幾つかの
基本的な間違いがあった。サンのリチャード・ホワイトとインデペンデントの特
派員パトリック・クックバーンは、どちらもその空襲でアブ・ガディヤが殺され
、彼はイラクに戦士を送りこむアルカイダの重要人物だったという主張を事実と
してレポートした。

 同様に、タイムズの外国特派員キャサリン・フィルプも、アメリカの特殊部隊
がシリアに入国してアブ・ガディヤおよび彼の仲間と銃撃戦をおこなったという
主張を、事実としてレポートした。

 このようなニュース報道は、攻撃目標は他国の主権を侵してもやむをえないほ
どの重要人物だったとして、読者に空襲を正当化させるものである。しかしなが
ら、アブ・ガディヤの死亡とか、彼との間での戦闘とかは、確証のないアメリカ
側の主張である。これらのニュースは記者によって確認されたものではなく、ア
メリカの情報源から知らされたものである。

 さらに言えば、インデペンデントとサンは、このことを指摘した私の簡潔で礼
節をわきまえた書簡を掲載しなかった。しかし、デイリー・テレグラフの外報部
長デービッド・ブレアは、アブ・ガディヤの死亡が事実として報道された理由を
尋ねた私の電子メールに対し、すぐに丁寧な返答をよこした。

 「あなたのメールに感謝する。あなたの指摘はまったく妥当なもので、私は自
分の記事のウェブ版をすでに修正した。・・・



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☆★タリバンはアフガン戦争の勝利を約束
イラク情勢ニュース 速報&コメント 11月16日
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 タリバンのスポークスマンは珍しくラジオ・インタビューをおこない、すべて
の外国軍がアフガニスタンから撤退することを求めた。また、そのなかで、「ア
ルカイダがアフガニスタンに来たのはアメリカによるもので、タリバンが招いた
のではない」と述べた。

Taleban vow to win Afghan fight
"Al-Qaeda had been brought to Afghanistan by the Americans, not by the
Taleban"

http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/7728345.stm

 場所を秘匿したままの電話インタビューでザビフラー・ムジャヒードは米大統
領に当選したバラク・オバマをバカにした。彼はオバマの増派構想がアフガンの
ゲリラをうち負かすことはないだろうと述べた。

 このインタビューは、アフガンのカルザイ大統領がロンドンを訪問していると
きに報道された。イギリスがアフガニスタン南部に兵力を増強するかどうか検討
しているなかで、カルザイ氏はブラウン英首相と会談した。

 アフガニスタン南部で爆発により兵士2人を失ったイギリスは、現在、同国に
約8100人の兵力を派遣している。

 ・・・ (略)

 ムジャヒード氏はBBCの番組で視聴者に1時間近く答え、BBC特派員フラ
ンク・ガードナーからの質問も受けた。

 彼は、タリバンが現在アフガニスタンの半分以上を支配し、かつてよりも寛容
な流儀でそれらの地を統治している、と話した。

 1997年から2001年のあいだ、タリバンの統治のもとで、アフガン人は
イスラム法シャリアに支配されるひじょうに制限の多い社会で暮らしていた。

 斬首による処刑は頻繁に行われ、少女や成人女性は教育を受けられず、「西欧
」の影響を受けた音楽は国の宗教指導者によって禁止されていた。

 しかしムジャヒード氏はBBCのインタビューに、タリバンは今は処刑をやめ
、彼らの支配地では少女たちに教育を受けさせている。また彼は、今週発生した
カンダハルの女学校い対する攻撃はタリバンによるものではないと述べた。

 このスポークスマンは、タリバンが麻薬貿易で資金を稼いでいるという主張を
否定し、自分たちの代理人が発表する声明は西側諸国の政府にきちんと受けとら
れないようだと語った。

 彼は2001年にアメリカがアフガニスタンを攻撃したことを批判し、オサマ
・ビン・ラディンがニューヨークとワシントンの9・11事件の背後にいるとい
う証拠は何もないと指摘した。

 彼はオサマ・ビン・ラディンの所在について情報を持たないとしたが、タリバ
ンの指導者オマル(2001年以後は姿を見られていない)は「安全な場所」に
隠れていると話した。






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