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湾岸戦争病は実在する」、しかし・・・

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2008/11/24 17:35
ML.NO [URUK_NEWS:1952]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2008/11/24 (月)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆本当にSOFAに反対している者がいるか?
☆「湾岸戦争病は実在する」、しかし・・・

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☆★本当にSOFAに反対している者がいるか?
イラク情勢ニュース 速報&コメント 11月24日
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Is there a real SOFA opposition?
ROADS TO IRAQ
http://www.roadstoiraq.com/2008/11/23/is-there-a-real-sofa-opposition/

 報道・通信各社の紛らわしいレポートとは対照的に、グリーンゾーンで発行さ
れている新聞アル・サバハは今日ひじょうに楽天的なヘッドラインを載せた。

 「国会議員の半数以上が撤退を定めた安全保障協定(米軍地位協/訳注)を支
持している。賛成と反対で分裂があるものの、安保協定を通過させるチャンスは
大きく、特にこの協定を支持している国会議員の数は反対派を上回っている」

 しかし、今日のアル・アラブによる報道は、アル・サバハが上に報じた記事の
背後にある真相を説明している。

 「国会議員の大多数が安保協定に賛成しているのではない。米軍地位協定が国
会を通るかどうかは、採決方法によって決まる。もし単純過半数(半数+1)に
よる採決という方法であれば、地位協定を通すことは可能だが、国会議員の一部
は絶対多数(賛成投票180)が必要と主張しており、そうなると議会を通すこ
とは困難になる」

 クウェートの新聞アル・ワタンが報道しているように、単純過半数による採決
方法を拒否している反対派はサドル支持者であると思われ、彼らはこの採決方法
を変更するよう連邦裁判所に訴えると警告している。

 同紙はさらに、タラバニ(大統領/訳注)が、反対派の国会議員を取り込むた
めに昼食会に招待するという「幼稚」な手法を使っている、と指摘した。

 イラク人記者であるナジャフ・モハンマド・アリは、スイス・インフォに、地
位協定に対して国内にも国外にも強い反対はないと書いた。アリは、地位協定に
反対する一部のイラン人の声が時々聞こえてくるが、これはイランとアメリカの
間の「外交辞令」のようなものだ、と説明する。

 国内の反対派に関しては、彼は次のように書いた。

 「サドル支持者を除けば、クルド人、アラブ人、スンニ派、シーア派という政
治ブロックの姿勢には大した違いはなく、彼らの全部がアメリカとの協定に調印
する重要性について合意している。例えばスンニ派の合意戦線は、地位協定のな
かの1項目だけを取り上げ、米軍収容所に拘束されている者を釈放せよ、イラク
の当局に移管するなという。」

 「サドル支持者について言えば、彼らが地位協定を拒否したあとのプログラム
は示されていない。彼らは既に占領者の主宰する政治プロセスに加わっていて、
彼らは占領軍の撤退を求めて協定への調印を拒否している。」



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☆★「湾岸戦争病は実在する」、しかし・・・
イラク情勢ニュース 速報&コメント 11月24日
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 「湾岸戦争病は実際に存在する」、「湾岸戦争に従軍した米兵の4人に1人が
かかっている」というレポートは、以前から一部では指摘されてきたことだが、
人々の関心を引くのに十分である。だが、この記事と記事の元となったレポート
は、その原因を殺虫剤と事前に投与された各種薬剤のせいだとするだけで、米軍
が使用した劣化ウラン弾による放射能被爆については関係ないとのみ結論づけて
いる点で、犯罪的である。

 レポートが、「いかなる治療法も示していない」のもそのためだろうが、日本
語報道のなかには「詳細な報告書」というものの、治療法が示されてない(実際
には原因と対処法が不明であることを象徴的に明示する)ことに触れないものも
ある。そのことを前もって付言したうえで、以下にCNNの報道を紹介する。

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Gulf War illness is real, new federal report says
By Alan Silverleib
CNN
http://edition.cnn.com/2008/HEALTH/11/17/gulf.war.illness.study/index.html

 月曜日(11月17日)に発表された連邦報告は、1990〜1991年の湾
岸戦争から帰還した69万7000人の4分の1が湾岸戦争病にかかっていると
いうレポートを含んでいた。

 この病気は、殺虫剤や神経ガスへの予防に投与された麻薬を含む化学的な毒素
にさらされた結果と確認されている症状をいう。

 452ページに及ぶレポートは、「湾岸戦争病は現実に確かな原因と退役兵士
を犯している深刻な結果を伴うもので、科学的な証拠に疑問の余地はない」と指
摘している。

 この報告書は、米国議会から委任された湾岸戦争帰還兵の病気に関する研究諮
問委員会に所属売る科学者と退役兵士によって編集されたが、この病気のための
治療法は一つも明らかにしていない。

 報告書はまた、湾岸戦争病にかかった退役兵のなかに回復した者はほとんどい
ないと指摘する。

 同委員会のメンバーで近代戦争退役兵士グループの一人でもあるアンソニー・
ハーディーは、「今日のレポートは1991年の湾岸戦争の遺産に暗黒の1章と
でも呼ぶべきものを付け加えた」と説明した。

 ワシントンで行われた記者会見で、ハーディーは、「これはほろ苦い勝利であ
る。(なぜなら)これこそ湾岸戦争の帰還兵がずっと証言してきたことでもある
から」と述べた。「湾岸戦争の帰還兵にとっては良くないことがあったという事
実に反包囲用として、・・・連邦政府は何年も時間を浪費した」。

 『湾岸戦争病と帰還兵の健康』と題するこの報告書は、退役軍人省のジェーム
ズ・ピーク長官に17日に提出された。

 報告書はまた、湾岸戦争病の研究に投入する資金は2001年以降は劇的に減
額されたことを指摘し、効果的な治療法を解明し湾岸戦争病を優先事項とするた
めに国家的な研究を続けることを求めている。

 ・・・(中略)

 報告書は、この病気と帰還兵が劣化ウランのような物質にさらされたこと、あ
るいは当時彼らに投与された炭疽菌のワクチンとの間に明確な関連はない、と結
論づけた。

 湾岸戦争病の調査にたずさわった(1996〜97)元国防総省の高級将校ケ
ン・ロビンソンは、「湾岸戦争病は想像上の症候群といった類のものではない」
と話した。

 「これは実在する病気で、家族にも甚大な被害を及ぼした。今こそ退役軍人局
で減額された予算を元に戻す時だ。これらの退役軍人が支援を受けられるように
するのが私たちの仕事なんだから。」






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