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空を飛ぶ靴 〜 [URUK_NEWS:1999]「ブッシュに投げられた靴が記念碑に」を読んで

差出人: どすのメッキーさん
送信日時 2009/02/13 00:02
ML.NO [URUK_NEWS:2000]
本文:

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2009/02/13 (金)

☆空を飛ぶ靴

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 どすのメッキーです

 [URUK_NEWS:1999]「ブッシュに投げられた靴が記念碑に」を読み、紹介された
写真を見て、胸が熱くなりました。

 昨年12月14日、ブッシュに靴が投げつけられた時、わたしは心で喝采をあ
げましたが、正直世の中がどういう受け止め方をするか不安でした。

 しかし、それは杞憂でした。バグダッドで記者の釈放を求めるデモがあったの
を皮切りに、あれ以来、靴は歩くための道具だけではなく、世界中で抵抗のシン
ボルとして、名誉ある昇進を果たし続けてきました。

 ムンタダ・アル・ザイディ記者の投げつけた靴を製造しているイスタンブール
の靴屋には、事件から2週間の間に世界中から37万足もの注文が殺到し、この
不況下に100人の臨時職員を雇うほどの盛況振りと聞きます。しかも、37万
足のうち1万9000足は米国からの注文だったというからおかしいではありま
せんか。

 しかし、山本史郎さんご紹介の記事にもあるように、この英雄は、外国指導者
を「攻撃した」ことで起訴され、15年の禁固刑を求刑されています。しかも、
憂慮されたとおり、投獄中に虐待されているようです。

 ありとあらゆる残虐兵器を使って、2月12日(日本時間)現在、イラク・ボ
ディ・カウントの統計で少なくとも90647人の民間人を殺害した責任者が処
罰されず、当たってもブッシュの頭で軽い音をたてる程度で生命に別状はないわ
ずか300グラムの靴を投げた人が有罪とは。

 それにしても、靴の記念碑を前にした人々の表情の明るさはどうでしょう。

 イラクの人たちは、もともと良く笑う笑顔の素敵な人たちでした。しかし、2
002年3月19日以後、ニュースで見たイラク人の笑顔と言うのを思い出せま
せん。写真を見ると、本当に久しぶりにイラク人の笑顔に出会えた気がします。
靴から溢れる緑に、どんなに蹂躙されても未来を信じる不屈の希望を見る思いで
す。

 オバマ大統領が公約した16か月の撤退期限は早くも実現を疑問視されていま
すが、オバマがブッシュ政権から決別するというのが本気なら、ザイディ記者の
処遇を、選挙で意思を示したイラク国民に委ねるべきでしょう。


 以下、写真にインスパイアされて書いた拙詩をご紹介します。ご笑覧下さい。


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 空を飛ぶ靴

僕らは靴を通して大地を踏みしめる
祭りで足を踏み鳴らすとき
恋人と抱擁を交わすとき
倒れた友に駆け寄るとき
靴は僕らと同じ距離を歩いてきた

今、靴は体を離れて空を飛ぶ
歩いていては間に合わない場所へ
僕ら自身ではないのに僕らの行く先を決めようとする者へ
砂漠に曳かれたまっすぐな怒りの軌跡を
希望の緑で満たしながら

この世に正義と言うものがあるなら
それは靴だ
飾り立てた言葉の酔いを醒ます
言葉なき靴だ
国家と言う名前を背負った銃に立ち向かう
名もなき無数の靴だ

(12.Feb.2008 どすのメッキー)

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感謝と尊敬をこめて。
13/Feb./2009
どすのメッキー拝

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