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このタイミング/テロ急増、民兵復活、秘密監獄・・・

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2010/05/05 10:26
ML.NO [URUK_NEWS:2069]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・転載歓迎)
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2010/05/05 (水)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆イラク民間人の死者数が4月に入って急増
☆マフディ軍が活動再開/秘密監獄は・・・

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☆★イラク民間人の死者数が4月に入って急増
Iraq civilian death toll rises sharply in April
ロイター AlertNet 2010年5月1日付
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http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/LDE64000U.htm

 バグダッド発、5月1日(ロイター)

 イラクにおける戦闘ないしテロによる民間人死者数は4月に入って前の突きよ
り急激に増えた。明確な勝者が生まれなかった選挙のあと、不穏分子が政治的緊
張につけこもうとしているのかもしれない。

 政府が5月1日に発表した数字によると、爆弾事件その他の攻撃による民間人
の死亡者総数は、3月の216人、2月の211人に比べて、4月は274人に
増えた。この数字は2006年から2007年にかけての全面的な「宗派抗争」ほどでは
ないものの、死亡者数は増えているといえる。

 世俗派のアラウィ元首相に率いられたスンニ派の支持する会派イラキーヤは、
次期政府を樹立する機会を奪おうとする企みがテロ頻発の事態になっている、と
警告した。

 シーア派のマリキ首相が率いる連合会派は、バグダッドの投票を数え直させる
ことに成功し、再集計は3日に始まるが、選挙結果を変える可能性もある。

 シーア派主導の他の勢力は、バース党との結びつきを口実にして、当選した候
補者の資格剥奪を策動している。対象に挙げられたほとんどがアラウィの率いる
イラキーヤに所属している。

 内務省・国防省・保健省が発表した死亡者の月例統計によると、正規警官39
人、兵士15人、不穏分子48人が4月に入って殺された。警官の死亡者数は、
それ以前の月よりかなり減った。

 不穏分子による攻撃で先月目立った例は、バグダッド市内のシーア派居住地を
狙った一連の自動車爆弾で、4月23日に市民56人が死亡した。

 連携した事件の可能性がある4月6日の爆破事件では、7つのビルが破壊され
、市民35人が死亡した。外国大使館を狙った自動車による自爆事件では、その
2日前に41人の死者が出た。



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☆★マフディ軍が活動再開
The return of the Mahdi Militia
The Mesopotamian /Hussein Anwarのブログ 2010年5月1日付
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http://nebuchadnezzar-ii.blogspot.com/2010/05/return-of-mahdi-militia.html

May 1, 2010

 この記事はアラビア語から英語に翻訳したものである。

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 ムクタダ・サドルが昨日、モスクに来る礼拝者を守るために、自分の民兵組織
であるマフディ軍の活動再開を呼びかけたことで、イラクは再び宗派抗争の様相
を呈してきた。それはバグダッドにあるシーア派のフセイニヤ・モスクが攻撃さ
れ、何十人もの死傷者が出たためだが、治安当局はこの事件を指導者を殺害され
たアルカイダの報復だと見ている。

 バグダッドではモスクを狙って6台の自動車爆弾事件が発生し、死者57人、
負傷者117人以上の犠牲者が出た。イラクのある治安当局者は、人々を混乱さ
せ宗派間の内戦という雰囲気を作りだすために、次にはスンニ派のモスクが狙わ
れることもありうると警告した。

 サドル・シティーは2台の自動車爆弾で攻撃され、1台はサドル事務所の近く
、もう1台はモスクの近くだった。また市場内で発生した爆弾事件では、39人
が死亡し、56人が負傷した。このほかザッファラニヤ(バグダッドの南部)、
フリヤー地区(バグダッドの西部)、アミーン(バグダッドの東部)でも爆発が
あり、20人が死亡、50人が負傷した。

 バグダッドの作戦運用室で広報を担当するカシム・アッタは、「金曜日に攻撃
した意味は明らかだろう」と語った。彼は攻撃の背後にある狙いについて、宗派
間抗争の雰囲気をかもしだすためだと見なし、イラクTVに、「次の攻撃目標はス
ンニ派のモスクじゃないか」と警告した。

 アッタなど治安当局者と政治家たちは、爆弾事件はアルカイダを攻撃し指導者
を殺したことへの、アルカイダ側からの反撃だ、と説明した。

 そのためサドルは、金曜礼拝においてモスクを守るようマフディ軍に指示した
が、これは2007年に民兵組織が凍結されて以降、初めて民兵を復活させる公
式声明だと見られる。

 爆発事件の数時間前、アル・ハヤト紙の質問に対してサドルの代理人サラハ・
アル・オバイディは、サドル運動は「テロがよみがえることはない」と、民兵の
復活を心配しているバスラ市民に約束する、と答えていた。

 しかし爆発事件の後には、オバイディは、サドルがマフディ軍にモスク防衛と
サドル派の事務所を守るよう指示したことを説明した。サドル運動の指導的人物
であるハジム・アラジは、マフディ軍の活動凍結は、国家が役割を果たす機会を
提供するものだったが、国は安定を実現することができないようだと指摘し、そ
れがモスク防衛をマフディ軍に支持した理由だと語った。


 また、イラク政府高官はロイター通信に、「当局は秘密監獄を閉鎖したが、そ
こには400人以上が収監され、ほとんどがスンニ派教徒で、裁判にもかけられ
ることなかった。当局は監獄を管理していたイラク軍の担当将校3人を逮捕した
。秘密監獄を管理していた部隊は、マリキ事務所から直接命令を受けていたが、
マリキの側近は秘密監獄の存在などを知らされず、連絡もとってなかった」と語
った。

 その一方で、人権省の報道官カメル・アミンは、「3人の将校が人民と拘留を
受け持っていたが、最大の問題は、秘密監獄が閉鎖されて今では過去の問題とな
ったことだ」と語った。秘密監獄の閉鎖は、選挙のあとも首相ポストにとどまる
ためにマリキが苦闘している微妙な次期に決定された。

 秘密監獄が明らかになった時、人権省も調査のために担当幹部を派遣したが、
収容されていた人々は、そこで虐待されたり家族とも会えなかったこと、法の支
援も受けられなかったことを訴えた。アミンの話では、収容所には431人が拘
束されていたが、そのうち100人が釈放され、残りのメンバーは司法省が管理
する監獄に移送されたという。軍の高官は、監獄に収容されていた者全員に逮捕
状が出ていた、と反論した。


http://www.uruknet.info/?p=65577





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