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バグダッドでも抗議デモ

差出人: 山本史郎さん
送信日時 2011/03/05 22:07
ML.NO [URUK_NEWS:2101]
本文:

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・転載歓迎)
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2011/03/05 (土)

  [飛耳長目録 todays news list]

☆バグダッドでも抗議デモ

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☆★抗議の群衆がバグダッドに集まる
Protesters converge on Iraq capital
アルジャジーラ.イングリッシュ 2011年3月4日発
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http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/03/20113492534217409.html

 車両の通行止めによって、人々は首都の中心部にむけて何時間も歩くしかなかったものの、何千もの人々が汚職と失業に抗議するために、バグダッドのタハリール広場(解放広場)に集まった。

 アルジャジーラのジェーン・アラフ記者はバグダッドから、治安部隊が抗議の群衆に解散を要求しているため、状況は緊迫しつつある、とレポートした。政府機関が集中するグリーンゾーンに向かう橋は、通交禁止とされた。

 バグダッドじゅうの橋には、当局によって、コンクリートのブロックが設置された。

 「ここで私たちが目にしている光景は、民衆の要求が明確になったとき、政府がそれに回答するであろうことの一端である」とアラフは語った。

 イラクにおける抗議デモは規模が次第に大きくなっており、その理由の一つが、マリキ首相が樹立した連立政府の不安定性にある。

 イラク人は、フセイン政権が倒された後に出現した民主主義の実質に、ますます嫌悪感を強めている。

 「これは新しい民主主義であり、型破りの民主主義ではあるが、駆け引きでは全くない」と彼女は言う。

 「最初は、・・・人々はエジプトとチュニジアのデモを見守っていた。そこで彼らが触発されたことは、特に若者たちは、もし自分たちがデモを行って自分の権利を主張したら、おそらく、何かが変わるだろうということだった」。

 バグダッドで行われた抗議デモは、港町バスラや信仰の地ナジャフも含めて、金曜日にイラク全土で行われた多くのデモの一つであった。

 イラク南部のバスラでは、約1000人がバスラ州議会ビルに集まって、腐敗した役人と公共サービスの貧しさに抗議した。イラクの治安部隊は、民衆を解散させようとして、放水と警棒を使った。

 バスラでは、先週の抗議デモによって、州知事を辞職に追い込んだ。今週は、民衆は州議会の解散と水・電気などの供給改善を要求している。

 抗議デモは、先月来、イラクでも行われているが、抗議の民衆は、米軍が侵攻してサダム/フセインを追放した後の8年間、民衆の日々の生活に改善の兆しが見えないことに不満を強めている。

 最も大きな抗議デモは、先週の金曜日に行われたもので、この時、少なくとも17の都市と町でイラク人がデモを行った。この日、(治安部隊との)衝突によって、合計で16人が殺され、130人以上が負傷した。

 エジプトとチュニジアの革命に魅せられた民衆は、要求を行政サービスの改善と賃金の保障、汚職の一掃に集中させた。

 「この8年間、わが国は崩壊し、政府は国民に公共サービスを提供できなかった。何千人もの若者が失業している。」と、バグダッドでデモに参加したバヒャト・タリブは指摘した。

 彼は、バグダッドの東側に広がるサドル・シティーから、8個所の検問所をすりぬけて広場にやってきた。治安部隊には、仕事に行くのだと説明しなければならなかったが、そうしなければ通してもらえなかっただろう、と彼は言った。

 彼はタハリール広場に集まった500人のうちの1人だが、取り囲む治安部隊の方が多そうに見えた。

 カラダ地区の近くからタハリール広場まで歩いてきたファイサル・ハミドは、「政府が宗派至上主義者に根ざしている以上、国民は改善を見届けるまで抗議を続けるだろう」と言った。

 イラク政府は、デモが統制できなくなる可能性を恐れており、デモに参加する人数を制限するために、取り締まりを厳しくしている。

 広場に向かう脇道は治安部隊の車両によって封鎖され、バグダッド市内の上空にはへりが旋回している。

 デモが始まる前に、イラク政府はデモに汚名を着せようとして、参加者の背後にはフセイン支持者かアルカイダがいる、と非難した。この警告は、人々をデモから遠ざけ、参加者には疎(うと)ましいレッテルを貼ろうとするものだった。

 財務省の職員アマル・ジアドは、このような当局の試みを一蹴し、「われわれはバース党員ではないし、公共サービスのような、単純な権利を要求しているだけのイラク人だ」と語った。

 デモ参加者は自分たちを守る手段を講じたが、それは多くの人々が治安部隊に感じている不信感を示していた。

 サドル・シティーの住民であるカミル・アル・アサディは、広場に集まってくるデモ参加者をチェックする委員会を起ち上げた。彼らは治安部隊がデモ参加者の中に手先を送り込んで、やっかいごとを引き起こさせるのを警戒していたのである。

 「僕たちはイラクの治安部隊を信じてないので、委員会を作って、ナイフや武器を持ち込む者がいないように参加者をチェックした」と彼は説明した。

 

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