ウォーターサーバーを徹底比較!おすすめ3選【ランキング表あり】
ウォーターサーバーを購入検討しているけど、比較軸がわからず決めきれないでいるのであれば、これは知っておきたいところです。
ウォーターサーバーの比較軸を知りたい、あるいは比較軸を知った上でどんなウォーターサーバーがあるか知りたい、その上でおすすめを教えてもらい購入したいなどの事情もおありだと思います。
また、目的によっては比較軸が変わり、おすすめのウォーターサーバーも変わってくるので注意が必要です。そこで、このページではウォーターサーバーを検討する際に、どんな比較軸で選ぶべきかをわかるようにご説明いたします。
さらに、最後にはおすすめのウォーターサーバーを3つ厳選してご紹介しているので、自分に合ったウォーターサーバー選びの一助になれば幸いです。それでは早速見ていきましょう。
目次
ウォーターサーバーを選ぶ際の注目ポイントは絞り込める
ウォーターサーバーを使うメリットは大きく以下の4つです。
- 1. 美味しくて清潔な水がいつでも飲める
- 2. 重い水を買ってくる手間が省ける
- 3. お湯を沸かす必要がなくなる
- 4. ペットボトル(500ml)をコンビニで買うより安い
こういったメリットを把握した上でいざウォーターサーバーを選ぼうとした際、「種類が沢山あって結局どれがいいかわからない」となった経験はありませんか?
確かに種類もデザインも豊富なウォーターサーバーですが、いずれも考慮すべき基準やポイントは限られています。
今回はウォーターサーバーを比較する際に見るべき大きな基準と損しないためのポイントを解説し、おすすめのウォーターサーバーを紹介します。
まずは基本!比較する際の基準は大きく3つ
大きなカテゴリとして、以下の3つのカテゴリがあります。
- ①型:床置き型 or 卓上型
- ②水:天然水 or RO水
- ③ボトル:交換型 or 使い捨て型
これらをそれぞれ掛け合わせて8通りから選ぶ必要があります。それぞれについて紹介します。
床置き型か卓上型か
ウォーターサーバーには床に直接置ける床置き型とテーブルに置いて使う卓上型があります。
床置き型のウォーターサーバーは、その名の通り床に直置きできます。そのため、縦に長くすらっとした見た目が特徴です。床置き型のウォーターサーバーを用いる際は、それを置くための床の面積が必要になるほか、冷却機能など熱を放出する機能が搭載されているため、壁や家財から少し離して置く必要があります。
ただ卓上型と異なり、床が空いていれば設置できるため、お家の中で置ける場所の選択肢が多くなるのは床置き型のウォーターサーバーです。
一方、卓上型はテーブルやキッチンの空きスペースを有効活用するタイプです。卓上型は丈が短いがゆえに、床置き型よりも軽いことが一つのメリットです。また、引越しの際も持ち運びやすさでは卓上型の方が優位でしょう。
ウォーターサーバーを置くテーブルの高さによって給水位置をある程度自由に変えられるのも特徴の一つです。ただし、多くの卓上型では、ウォーターサーバーのボトルの設置位置がサーバー自体の上になるため、その高さも考慮して置くことが必要です。
思っていたよりも背が高くなってしまい、部屋の景観を損ねてしまったり、ボトル交換時に高いところに設置するのが大変、といったことにならないためにも寸法を測って実際の背丈がどれくらいになるかを把握しておくのがおすすめです。
ウォーターサーバーの水の種類は、天然水かRO水がメジャー
次の基準は、水の種類です。ウォーターサーバーの水には大きく2つのタイプがあります。1つはメーカーが特定の水源から採取した天然水で、もう1つはRO水と呼ばれる特殊なフィルターで濾過された水です。
天然水の場合、自然で生成されたミネラルが含まれております。ただし、メーカーによって採水場所が違うため、水に含まれるミネラルの含有量も変わってきます。
そして、メーカによってはミネラルを多く含む硬水を用いている場合もあります。もし、赤ちゃんがいるご家庭であれば、調乳の際にウォーターサーバーを利用することもあると思います。この場合、ミネラルを多く含む硬水のウォーターサーバーは控えるのがおすすめです。
一方、RO水は「超濾過された水」のことです。濾過水と一口で言っても水を濾過をするフィルターの種類により、濾過された後に水の中に残る成分が異なります。
RO(Reverse Osmosis)はそのフィルターの中でも極端に細かいもので、イオンや塩類など水以外の不純物は透過しない性質を持っています。市販の取付式浄水器では除去することができないトリハロメタンや、ミネラルも除去するため、純粋に水(H2O)のみが残るようになっています。
そのため、料理や赤ちゃんの粉ミルクの調乳にも煮沸することなく利用することが出来るという特徴もあります。
また最近では、一度RO水にして意図的にミネラルを混ぜているウォーターサーバーもあります。こちらは人が生活する上で必要とする適切なミネラルの量を混ぜることで、天然水よりもバランスのとれた水が飲めると言ったメリットがあります。
ボトルは交換式か使い捨て式か
最後の基準として、ボトルが交換式か使い捨て式かの2つがあることも把握しておきましょう。
ウォーターサーバーは通常、定期的にボトルが配送されることになります。その際送られるボトルが交換式か使い捨て式かによって生活スタイルが若干変わります。
交換式のボトルの場合、使い切った空のボトルが回収されるまでは家の中で保管しておく必要があります。お部屋に十分なスペースがある場合はさほど困りませんが、そうで無い場合、この大きなボトルの置き場に困ってしまうためデメリットになりかねません。
また、交換式はゴミが出ないため環境に優しいというメリットがありますが、給水時に外気を取り込むため、ボトル内の衛生状態が懸念点にもなることは押さえておきましょう。
一方で使い捨て式の場合、家庭ゴミとして出せるため空になったボトルを家で保管しておく必要がありません。お部屋のスペースを取らないため、ボトルの保管スペースを気にしなくて良いのがメリットです。
また、毎回ボトルは新しく作られる且つ、外気が入りにくい真空構造になっているため、衛生面でも優れています。
ここまでをまとめると、以下のような表になります。
カテゴリ | タイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
床置きor卓上 | 床置き | 床に直に設置するタイプ。縦に長くすらっとした見た目が特徴。 | 床にスペースがあれば設置できるため、お家の中で置ける場所の選択肢が多くなる。 | それを置くための床スペースが必要になるほか、冷却機能など熱を放出する機能が搭載されているため、壁や家財から少し離して置く必要がある。 |
卓上 | テーブルなどに置いて利用するタイプ。テーブルやキッチンの空きスペースを有効活用できる。 | 丈が短いがゆえに、床置き型よりも軽い。引越しの際も持ち運びしやすい。 | 設置場所が高すぎると、交換が大変。 | |
水 | 天然水 | 特定の水源から採取した天然水。自然で生成されたミネラルが含まれている。 | ミネラルも含まれており、栄養豊富な水を摂取可能。物によっては赤ちゃんも飲める。 | RO水よりやや値段が張る。ミネラル過多の場合、赤ちゃんには推奨されない。 |
RO水 | 特殊なフィルターで濾過された水。市販の取付式浄水器では除去することができないトリハロメタンや、ミネラルも除去可能。 | ミネラル等を含まない純水で、赤ちゃんの調乳にも安心して利用可能。 | 栄養素であるミネラルも除去してしまう。 | |
ボトル | 交換式 | 空になったボトルが回収され、再利用される。 | 環境に優しい。 | 空のボトルを回収まで保管する必要がある。給水時に外気を取り込むことでボトル内に外気が入るため、衛生面で若干使い捨て式に劣る。 |
使い捨て式 | 空になったボトルは家庭ゴミとして捨てることが可能。 | ゴミに出せるため、家の中でボトルを保管しておく必要がない。真空パックで給水時にボトルの中に空気が混ざらず、衛生状態を清潔に保てる。 |
基準を知ったうえで確認しておきたい細かいポイント
先に述べた3つの軸でも、ウォーターサーバーを比較することは可能ですし、ある程度自分に合ったウォーターサーバーを絞り込むことは出来ます。
しかし、もう少しだけ納得のいくウォーターサーバーを選ぶために確認しておくべき細かいポイントを紹介します。
500ml ペットボトル一杯分で換算するといくらになるのかを確認しよう
「ウォーターサーバーを契約したものの、結局ペットボトルの天然水を買った方が安かった」となってしまっては、本末転倒です。
ここで、ウォーターサーバーを利用する際に発生する費用を確認します。
- 初期費用
- サーバーレンタル料
- 配送料
- サーバーメンテナンス費用
- 水代
利用するウォーターサーバーによってそれぞれの項目の料金が異なってきます。これらを合計した金額が、毎月支払う金額になります。
ただし、最近は初期費用、レンタル料、配送料、メンテナンス料が無料のモデルも増えてきているため、月額費用は実質水代のみというメーカーも多いです。
例えばプレミアムウォーター株式会社の天然水であれば、500mlあたり約81円(税込)です。
コンビニやスーパーで売っている安めの天然水と同じくらいの値段ですが、それ以外にも重たい水を持ち歩かないといけない負担や、毎回お湯を沸かす必要がなくなるため、全体的に生活の質を上げられるのもウォーターサーバーの利点です。
水の購入ノルマがあるかどうか確認しよう
メーカーによっては、「毎月2本以上注文する」と言ったノルマを設けているところがあります。ノルマを達成しない場合、追加料金を課している会社もあるため注意が必要です。
毎日決まった量を消費するのであれば問題ありませんが、ノルマを達成するために不要な水を注文して部屋に積み上げるのは避けたいですよね。
もし気になるウォーターサーバーにノルマがある場合でも、次項で述べる配送停止料金についても確認しておくと、不要にお金を掛けずに済みます。
お水の配送頻度を変更出来るウォーターサーバーを選ぶ
ウォーターサーバーのお水は定期的に配送されるのが一般的ですが、生活リズムやライフステージが変わればお家で水を使う量が変わってくるものです。
そうなるとまだ使い切ってないのに送られてくるボトルを保管する必要があるため、お部屋のスペースを取ってしまいかねません。
この点、メーカーによっては柔軟に配送頻度を変えることが出来るところもあります。自分の生活のスタイルが変わった時も柔軟に変更できるため、ノルマを気にしたり、家の中でスペースを取る必要もなくなり、逆に足りなくて余計に水を購入することになってしまった、と言ったことも避けられます。
また、配送停止を一定の期間まで無料で行えるメーカーもあるため、それらを上手く活用することで不要にお金を払う必要がなくなるため、柔軟に対応してくれるメーカーを選ぶのがおすすめです。
最低利用期間の縛りに注意
見落とされがちなところですが、ウォーターサーバーによっては規定利用期間という形で、期間満了前に解約する場合は費用を別途請求する会社もあります。
イメージはかつてのキャリア携帯の違約金のイメージです。実際にウォーターサーバーを契約したものの、意外と使わないから数ヶ月でキャンセル・・となると違約金で1万円近く余計に支払う必要が生じます。
メーカーによっては「お試しで1週間使えます」といったサービスもあるため、実際に利用してみて決めたい方はそちらを使ってみることをおすすめします。
基準やポイントに基づいたおすすめのウォーターサーバー3選
最後に、3つの基準と細かいポイントを考慮した上でおすすめ出来るウォーターサーバーを紹介します。
![]() Slim Server III (Premium Water) |
![]() smart (One Way Water) |
![]() dewo (Frecious) |
|
---|---|---|---|
床置き|卓上 | 両方あり | 両方あり | 床置き |
天然水|RO水 | 天然水 | 天然水(3種類から選択可) | 天然水(3種類から選択可) |
交換式|使い捨て | 使い捨て | 使い捨て | 使い捨て |
チャイルドロック | ○ | ○ | ○ |
ボトルの設置位置 | サーバー上部 | サーバー下部 | サーバー上部 |
お届け日指定 | 曜日指定、時間指定可能 | 出荷日の指定のみ | 曜日指定、時間指定可能 |
再配達 | ○ | ○ | ○ |
配送周期 | 1週間/2週間/3週間/4週間 | 1ヶ月 | 1週間/2週間/3週間/4週間 |
配送休止 | 前回配送日から59日まで無料それ以降800円/月(税込880円) | 2ヶ月まで無料それ以降は800円/月(税込880円) | 2ヶ月まで無料それ以降は1,000円/月(税込1,100円) |
サイズ(W x D x H, cm) | W27 × D36.3 × H127.6 | W30 × D34 × H110 | W29 × D36.3 × H112.5 |
給水口までの高さ | 未公開 | 80cm | 62cm |
重量 | 19.2kg | 20kg | 20kg |
温度 | 冷水:約6℃ 温水:約85℃ |
冷水:6〜10℃ 温水:80〜90℃ |
冷水:4〜10℃ 温水:(通常モード)80~85℃ (エコモード)65~75℃ |
容量/本 | 12L | 12L | 7.2L |
本数/1セット | 2本 | 2本 | 4本 |
価格/1セット(価格/500ml)(税込) | 4,314円(89.1円) | 4,180円(86.9円) | 5,016〜5,148円(86.9〜89.1円) |
レンタル料/月 | 無料 | 無料 | 500円(※2) |
配送料 | 無料 | 無料 | 無料 |
メンテナンス料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額※月2本の場合 | 3,922円(税込4,314円) | 3,800円(税込4,180円) | 4,560〜4,680円(税込5,016~5,148円) |
最低利用期間・違約金(※2 不課税) | 3年・15,000円 | 2年・9,000円 | 2年・15,000円/1年・9,000円 |
備考 | - | - | ※前月の配送箱数が2箱以上の場合無料 |
※1 前月の配送箱数が2箱以上の場合無料
※2 課税対象ではないため、違約金は記載の通りとなります。
スリムサーバーⅢ(Premium Water)

レンタル料は無料で、エコモードで電気代も月額500円程度。水は天然水。ボトルは使い捨て式でそのまま家庭ゴミとして出せるため、部屋のスペースをとってしまうことがありません。
プレミアムウォーターの良い点は、配送指定が他より柔軟な点です。時間指定と曜日指定が可能。また配送頻度を1週間〜4週間に変更することが可能なため、消費頻度が予想と実際と異なっていた場合でも柔軟に変えられる点は嬉しいポイントです。
注意したい点は、最低利用期間が他のサーバーよりも長い3年間であるということ。その期間内で解約をしてしまうと違約金として15,000円(不課税)がかかってしまうため要注意です。
smart(One Way Water)

ワンウェイウォーター株式会社が提供しているウォーターサーバーの「smart」モデル。One Way Water では、天然水を以下の3種類から選ぶことが出来ます。
- 九州日田 「天寿の水」
- 富士の銘水 「彩(saya)」
- 奥京都 「京の湧水」
料金は一律で変わらないため、ゆかりのある場所や、成分の違いから好みの天然水を選べるのは特徴的です。
公式ホームページで試し置きができるARサービスを使うと、自分の部屋に実際置いた時のイメージがしやすいので是非一度使ってみてください。
dewo(Frecious)

富士山の銘水株式会社が提供しているウォーターサーバーの「dewo」は、デザインを重視される方には特におすすめのウォーターサーバーです。
丸みを帯びた円柱型のフォルムで他のウォーターサーバーとは一線を画しています。グッドデザイン賞のほか、キッズデザイン賞も受賞しています。
また、給水口の高さにもこだわりがあり、水を注ぐ際にかがんだりする必要がないほか、トレーの部分が広めに作られているため、料理の際にお鍋にお湯を入れたりする際にもストレスなく注ぐことが出来ます。
加えて、ワンウェイウォーター社と同様、3種類の天然水から選ぶことが出来るのも特徴です。他のメーカーよりも若干値が張りますが、デザイン重視の方にはおすすめのウォーターサーバーです。
自分に最適なウォーターサーバーをしっかり把握して、最適な選択を
ウォーターサーバーを比較する際の基準と細かいポイントを紹介してきました。
ウォーターサーバーはどのライフステージでも活用することが出来るため、この記事を読んで自分に合ったウォーターサーバーの基準が定まったら幸いです。